今年は受賞対象分野の工学系の「物質、材料、精算」において、「半導体製造に革新的なプロセスをもたらした科学増幅レジスト高分子材料の開発」に対して、グラント・ウィルソン博士と、ジャン・フレシィエ博士が、生命系の「生物生産、生命環境」において「深海生物の生態と多様性の研究を通じた海洋環境保全への貢献」に対して、ジョン・フレデリック・グラッスル博士が受賞されました。
授賞式は例年通り国立劇場で行われましたが、今年は、受賞者のグラッスル博士の来日が叶わなかったために、家族ぐるみで親しいポール・スネルグローブ博士が代理で受賞記念の品々を受け取られたということになりました。
皇后陛下のご臨席が賜れなかったことが何より残念です……。
両陛下の睦まじいお姿を間近に拝見するとエネルギーを頂けるので。
ともあれ、 お天気も悪化せずに無事に行われたことは何よりでした。

財団HPの画像より、受賞者の方々とその審査にあたられた先生方。
【関連リンク】
財団HPより:Japan Prize WEEK PHOTOS - 2013年 (第29回)