内田直滋さんのセミナー
2005年 09月 29日
10年前には神経堤細胞をテーマとしてセッションが組まれることなどほとんどなかったので隔世の感がある。
演者の一人が大熱弁をふるって大幅に時間が超過して、そのセッションの最後だったのでかなりはしょって話をしたが、「神経堤細胞、面白いでしょ!」というメッセージは伝わったのではないかと思う。
昨日の夕方からCold Spring Harborの内田さん(今度Harvardで独立される)が来仙され、今朝から生命科学のI先生、加齢研のN先生のところとお連れし(これってイニシャルにする意味あるかしらん?)、お昼は近所の牛タンのお店に行って、さらに医学部のM先生、そのあとはうちのラボメンバーとディスカッションしてもらうというハードスケジュール。
夕方4時からセミナーをして頂き、理研時代の匂い地図のお話から、匂い識別を用いた意志決定課題をラットにされるという最新のお話までして頂いた。
イントロのところで引用されたJames Watsonの言葉がencouragingだったのでここに残しておく。
Francis Crick and I have brought together physics and chemistry. The next century will bring together biology and psychology.
(Time誌 2003年、出だしの部分ちょっと違うかも)
昨日の夜は医学部近所の多国籍料理の店で、うちの学生やポスドクとともに盛り上がって、気が付いたら11時をかなり回っていた(抑制系の解除による)。
今日は少数のオトナだけで国分町のキンキの焼き物で有名な居酒屋に行き、セミナー後にさらにディスカッション(若干アルコール付き)。
今はなんといっても戻り鰹とサンマの刺身がとても美味しい。