XLabという企て

XLabという企て_d0028322_1412080.jpg一昨日はMax Planck研究所でセミナー。
昨日は日独6大学学長会議初日のセレモニー参加の前に、オプショナルツアーとしてホスト校のゲッチンゲン大学の物理学の歴史資料館のようなところを訪問し(ガウスとかリヒテンベルグとか、18世紀の物理学や数学でつとに有名)、さらにXLabという、子どもたちを対象とした科学実験講習会を提供するところを見学しました。
建物2階が物理学、3階が化学、4階が生物学、5階はセミナー室や神経生理学実験室など(それぞれ、現地の言い方では1階、2階です……)。
専任の講師や技術員、事務職員の方々が総勢30名くらいで、国内外から多数の生徒さんたち(メインは高校生)に、かなり専門的な実験に、ふんだんな機器を使って取り組んでもらうという活動です。
生態学の実験でフィールドワークをして、持ち帰った試料の分析をするなどもあるそうです。
Welcome

What is the XLAB?
XLAB is an experimental laboratory and wants to be a bridge between school and university.
What does the XLAB offer?
XLAB offers year-round experimental courses in all natural sciences. The courses may be held in english.
Where is the XLAB?
The XLAB located in the center of the Göttingen University campus.
What are the target groups of the XLAB?
Individual students, school classes, teachers and students in the first semesters of their studies, from throughout Germany and all other countries.(HPより)

ご案内頂いたディレクターのProf. Eva-Maria Neherという方の熱意で出来たような組織でしたが、もともとのきっかけは、ドイツの東西融合後くらいに、自然科学系に進学する生徒が減っていったことに、政府も産業界も危機感を持ったことを背景としているとのことでした。

日本では現在、お台場の日本科学未来館などが一部その役割を担っているのかもしれませんが、もっとエンターテイメント性よりも、子どもたちに論理的な思考や観察力を付けてもらうことを主眼とした取組があるべきと思いました。
Neher先生のスライドより印象的であったフレーズです。
To hear, we forget.
To see, we remember.
To do, we understand.

リアルな体験をするということが大事ですね。

本日はHeKKSaGOnの2日目、グループに分かれての討議になります。
by osumi1128 | 2013-09-13 14:25 | 科学技術政策 | Comments(0)

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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