古川黎明高校にて講演
2013年 09月 19日
SSHのアドバイザーをしている関係で、同校には何度か訪れているのですが、今回は震災後にできた新しい校舎に行ってきました。
なんと、体育館(アリーナと呼ばれています)が、校舎の中に入りこんでいて、2階から4階部分を占めているようです。
古川黎明高校は元々は女子高校だったのですが、中高一貫共学校に変わったところです。
今回の講演は全校生徒1000名余が集まって行われました。
最初に、夏休みに他のSSH校の高校生とともにサイエンス・キャンプのイベントで英国研修をしてきた男女2名の生徒さんの報告会がありました。
その後、脳がどんな構築になっているのかについての講演を行いました。
カハールとゴルジの論争から始めて、最先端のところまで、なるべくリアルな画像や映像を入れた構成にし、いくつかのクイズを盛り込みました。
質問時間を長めに取ったので、いろいろな質問が出て面白かったですね。
「外部メモリも使うようになると、脳の働きはどうなりますか?」などは、まさにクラウド化していくこれからの時代のテーマとなりうるようなquestionだと思います。
最後に、代表の女生徒さんが、予め用意してきたのではなく、ちゃんと講演を聴いた上でその内容を盛り込んで御礼の言葉を述べてくださり、花束を頂きました。
ありがとうございました。
皆さんが未来に羽ばたいてくれることを心から祈っています。