内閣改造と牛肉輸入
2005年 10月 31日
猪口氏はこれまで内閣府の男女共同参画会議の議員であった訳だから、まっとうな人事である。
少なくとも、先の法務大臣より、あるいは、今回の文部科学大臣よりも、ずっとずっと正統派である。
ただし、気を付けないといけないと思ったのは、「少子化」というキーワードが一番頭にくっついていて、夜のNHKニュースでは「少子化大臣」と略されていた。
うーん、やっぱり少子化の方が大切なんでしょうか。
ところで、これ、英語でなんて訳されているんでしょうね・・・?
もう一つ気になるニュースは、ついに「牛肉輸入再開」となったこと。
年内にも米国産牛肉の輸入は再開される見通しだが、仙台名物の「牛タン」業界では、とりあえず、これまでの米国産の5%程度を使用するかもしれないということ。
もちろん仙台の消費者団体は「安全性に信頼できない」と反対の姿勢。
日本産が99.99%安全という保障もないのだが。
ちなみに、この1年くらいの間に国産牛タンの値上がりにより、仙台の牛タン屋は半数程度に減ったらしいのだが、普段お客さんを連れて行く医学部前の有名店は健在。
明後日からの海外出張を目前にして、ものすごい勢いで用事を片付けつつある。
締め切りを過ぎていた長短さまざまな原稿、論文の査読、自分が取りまとめる学内の会議、学生とのディスカッション・・・こういうのを火事場の馬鹿力というのだろうか。
外からの締め切りがある方が何かと物事ははかどるというのは本当だが、それにしても2週間以上ラボを空けたツケがどう回ってくるか・・・