人型ロボット

HITACHIのGlobal Storage Technologyというところまでバスで移動し、朝からのセッションのまず最初はHumanoid robotsだった。
日米2名ずつのトークがあったが、やや同じ傾向の話が続いたのが残念。
SONYのものはエンターテイメント路線、身長50センチほどのもので、デザインも格好いい。
でも、まだ顔の認識などがバックグラウンドと識別できないと難儀するなど、周りの認識などに改善の余地がかなりあるようだ。
ポスターセッションの時間に現物のデモンストレーションがあって、皆写真を撮っていた。
実際に商品とはなっていないのだが、そこそこの自動車一台分くらいはするらしい。
まあそれでも、お金のあるメカ好きのオトコノコ(元も含む)には魅力かも。

お昼はラザニアとサラダ。
「昼からこんなもの食べられない」と言っていた日本人もいましたが、私は昨日のreceptionで余り食べられず、朝も食べていなかったので普通に食べました。
アメリカに来ると野菜が豊富なのは唯一嬉しい点。

午後はポスターセッションの後、「水資源」に関するセッション。
例えば、水の中のヒ素を取り除くにはどうしたら良いのか、そのコスト収支は、など。
時差ぼけでここのセッションは睡眠時間になってしまいました。

ディナーはメインがチキンの照り焼き風、Spicy salmon(これは食べていないので味分からず)、vegetalian用のパスタ、他に付け合わせの温野菜とライス、ワインはカリフォルニアの赤白が食卓に出されていましたが、1杯しか飲まなかったのは、ちょっとまだ本調子ではないということかも。

After dinner lectureとしてStanford大学でベンチャーもやっておられる大御所の先生のEngineering Entrepreneursというお題で、要するに工学部門における起業、つまりベンチャー立ち上げの話。
日本でポスドクの数を増やそうということになったとき、アカデミアに残る人だけでなく自分で独立する人が出てくるだろうという目論見があったのだが、これはモロにはずれた形になってしまった。
日本では出資してくれる個人投資家がいないなどの問題もある。
自己責任、つまり、ポスドクをしている間に次のキャリアパスをどうするか、そのためには何をすべきか、ということを考えずに過ごした人も多かったのではないかという意見もあろうが、私は、日本にポスドクが急に増えた際に、ボスが「博士論文を書かせる訳ではなく、一通りの知識や技術もあって、働き手としては有り難い」と思って、ただ搾取する(言い方は悪いですが)ということもあったのではないかと想像する。
勿論ケースバイケースであって、「お墨付き」で次の就職先を推薦することができない場合には、ボスとしては困るだろうが、それでも「大学」で人を引き受けるというのは、どこかに「育てる」という意識があるべきなのではないかと私は思っている。

バイオ系のベンチャーというと大方が「創薬」を考えるかもしれないが、これはかなりリスクの高い分野だと思う。
堅実なのは、試薬や分析キットなどの開発だろう。
そういえば、ポスドク支援予算が計上されたということが報道されていましたね。
こちらは「5号館のつぶやき」さんのブログですが。
博士研究員に朗報か
by osumi1128 | 2005-11-04 17:19

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


by osumi1128
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