昨日は
雛祭り。気づくと2015年も2ヶ月が過ぎました……。日本の学歴や会計年度では3月が締めなので、お正月、修士論文提出、科研費伝票締切、前期日程入試、……と慌ただしい日々が続きます。もちろん加えて、各種の学会やら講演やらパネルディスカッションやら(追って
ノーベル・プライズ・ダイアログin東京について書くつもり)、セミナーのホスト、あるいは論文原稿書きも、リバイスも、査読もありますし……。ふぅ。
そんな中でも、小さな気付き、新しい発見が見つかると、こっそりガッツポーズをしたくなります。それらは、さらに確かめたり、探したり、いろいろ手間暇かけないと大きく育ちませんし、その間に、なぁんだ、ちょっと使えないかも、となってしまう場合もあったりします。でも小さな気付き、新しい発見は、科学者の日常に潤いをもたらすには十分なご褒美です。
小さな気付き、新しい発見は、実験結果であることもあれば、他の方が書いた面白い論文だったり、その中にさらにひっそりと記述されている引用だったりします。昨日はなかなか気のはる一日でしたが、見落としていた論文に面白い記載がありそうなことを見つけて嬉しい気持ちになりました。
世界は発見に満ちている。
それを知ることは大きな喜び。

こちらの画像は、大好きなカトランのリトグラフ。横幅1.5mくらいある大きなものです。