なでしこジャパン、残念でしたが、準優勝は快挙ですね。海外での活躍、何よりです。
日本の大学のグローバル化を進める施策が進みつつあります。当研究室に関して言えば、これまでに、中国、韓国、フランス、オランダからの留学生・外国人ポスドクを受け入れてきましたが、この夏からはうちの修士課程大学院生が
EURONという枠組みを使って、10ヶ月のダブルディグリープログラムをオランダの
マーストリヒト大学で過ごす予定になっています。渡航費、滞在費は
日本学生支援機構(JASSO)、東北大学、マーストリヒト大学から支給されます。
大学院生とはいえ、日本から外国に行くということは、外交官、あるいはさらに言えば「アンバサダー」としての役割が求められていると思います。日本人の少ない社会で過ごす場合には、その人が唯一の日本人となるので、個人の性格、癖、習慣などが、「日本人って、皆、そうなの?」と受け取られても不思議ではありません。日本の歴史や文化を知らないと怪訝な顔をされるかもしれません。
鎖国時代にも日本の窓として交流のあったオランダで、サイエンスの面、文化の面で種々の経験をして成長してもらうとともに、日本の素晴らしさも伝えて来て欲しいと願っています。
Double European-Japan Master Degree in Neuroscienceについては
こちら