久しぶりに夏風邪をひいてこじらせました。葛根湯から小柴胡湯に移行するタイミングが早すぎたのに加えて、ここしばらく仙台でも暑い日が続いて、ついフラフラとエアコンの「健康冷房」という怪しげなボタンを押して寝たのも敗因。再びウイルスたちの逆襲にあって、私の免疫系細胞たちは総動員となった次第。
……で思い出したこの漫画
『はたらく細胞』、一応、ヒーローが白血球で、ヒロインが赤血球のようですが、リンパ球やら樹状細胞やらヘルパーT細胞やらナイーブT細胞やら、多数の細胞たちが出てきます。専門的には突っ込みどころも多々ありますが、細胞社会という捉え方としては大いに賛同。『
もやしもん』がシリーズ終了してしまったので、その後を継ぐような立ち位置ですね。
個人的には「血小板」のちっちゃな女の子たちが好きです♬ 擦り傷ができたときに血小板がどんな働きをするのか、という部分で(以下、セリフを引用)
「はぐれないように勝手な行動はしないこと!」「はいっ!」
「GP1bとかをちゃんと使って飛ばされないようにすること!」「はいーっ!!」
「凝固因子は持ちましたか?」「持ったよー!!」
「よーしっ! それじゃいくよー!!」
ということで血小板ちゃんたちの大集団が働き始め……
「フィブリン集め終わりました!」
「はいっ! じゃぁ凝固因子を出してください」
「凝固因子でフィブリンをつなぎ合わせてね」
「いくよー!」
「よいしょーーーーーっ!!」
ばーーーーーん(効果音)
「血栓完成ーーーーっ!!」
というくだりは、何度読み返しても可愛い!
興味を持たれた方は是非、手にとってお読み下さい♬ 次号は11月頃に刊行とのこと。赤血球と白血球のロマン(←そんなもん、あるかい!というツッコミは置いておいて)はどうなるのでしょう? そもそも寿命もありますしね。今後が楽しみです。
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