Dinner with old friends

昨日、今日と夜は「横飯」だった。
せっかく海外の学会に来ているのだから、日本人とつるんでいてはもったいない、というのは「もったいながり屋」の性格だからなのだが、まあ、実際はそのときどきの体調や、時差ぼけの具合などで「縦飯」に流れることもある。
一昨日はラボのメンバーとご飯を食べに行ったが、誰か外国人も誘えばよかったと後悔している。

今日はお昼に留学中のNUさんご夫妻とランチをすることだけ決めていて、夜は引きこもろうと思っていたのだが、たまたま神経発生分野の知り合いSLAさん(MRCロンドン)にポスター会場で出会った。
「なんだ、来てるって知らなかった! 今晩ご飯一緒にどう? ちょうど昔の知り合い数人で行くのだけど……」と言われ、「OK。何時にどこ?」とセッティング。
SLAさんは日本にも2回来ているし、何度も訪問している仲だが、なんと、その知り合いのうちXJYさん(UCLA)とDWさん(NIDCD)は、遙か昔(といっても10年ちょっと前くらい)に参加したSnata Cruz Meeting on Developmental Biologyという合宿形式のシンポジウムで、宿泊施設の寮のルームメイトだった!
ちょうど3人ともまだPIになる前だったのではないかと思う。
あるいは、DWさんは一番年上っぽいので、すでに独立されていたかもしれない。
XJYさんは中国本土、DWさんは香港の出身で、シンガポール出身のやはり中華系のSLAさん、そしてさらに唯一のアングロサクソン系のLLさん(Pitzburg)はHarvard時代を一緒に過ごした仲間らしい。
(あ、これでお分かりだと思いますが、全員女性、です。)

眼の発生を研究しているXJYさんはシドニーの国際発生生物学会でも見かけたし、耳の発生のDWさんもその後どこかで見かけたのだが、一緒にご飯を食べるところまでは至らなかった。
LLさんは今年ギリシアの学会で声をかけさせて頂いたり、論文の投稿でhandling editorになってもらったのだが、当然そのレベルでは向こうからはこちらを覚えていない。
でも、今回のディナーで、これからは堂々と?ファーストネームでメールを出すことができる。

DCの食糧事情をよく知っているというLLさんにお勧めのタイ・レストランに連れていって頂く。
「どうしてDCをよく知っているの?」
「Study Sectionで年に3回来なきゃいけなくて、それが4年続いている」とのこと。
NIHのStudy Sectionというのは、いわゆるグラントの審査の最終段階の委員会をするところ。
「やっぱり、女性だとそういうcommitteeによくかりだされるのですか?」と訊いてみたかったのだが、レストランが混んでいて、ちょうどテーブルの一番端同士だったので聞き損ねた。

LLさんはその後会長招宴のレセプションがあるとこのとで別れ、残りのアジア系4人はお茶をしに。
といっても、私がカプチーノを頼んだ以外は、3人ともデザートを頼んでいる。
このあたり、育った環境がだいぶ違うようだ。

今回はちゃんとメアドを聞いて、「Let's keep in touch!」といって別れた。
(いや、当時はまだメールでやりとりしていなかった)
昔の友人というのはなんともほわっとした気持ちにしてくれる。

さて、学会はいよいよ明日が最終日。
途中で抜け出してNIMHを訪問予定。
by osumi1128 | 2005-11-16 15:41

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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