本日は学会最終日。でもお昼のJL09便で帰国予定。うちのラボからのポスター発表が午前中にあるので、それを見届けてから、と思って朝からバタバタしていました。
とりあえずチェックアウトして会場まではシャトルで。なんと、8月の知のフォーラム脳科学シンポジウムに招聘したErich Jarvis先生が乗っておられたので、隣に座って楽しくお話しました。「この学会で会う人ごとに、仙台に行ったんだって?って結構な頻度で言われたよ」とのこと。この後、本日、中国に飛んでゲノム関係の学会に出席し、その後、また京都に来るらしい。「2ヶ月で2回ですね♬ 紅葉にはちょっと早いかもしれませんが、山の方に行けば楽しめるかも」などとアドバイス。
エルゼビアのレセプションで同じsongbird研究者のClaudio Melloに会ったこと(昨日のブログ参照)や、昨日の基調講演でのMay-Britt Moserのトークがとても面白かった(追ってブログでご紹介します)ことなど、ずうっと話して会場に着いて「じゃぁ、良い旅を!」と言って別れました。
さて、ポスター会場でラボメンバーのK君のポスターを探し、記念撮影して他のポスターを眺めて、面白そうなポスター発表している近くの方に「うちのポスターがそこにあるから、見て下さいね!」と宣伝して、K君に「じゃぁ、これで空港に行くから、Kさんに宜しく伝えてね!」と言った瞬間に………!!!
……ラゲッジをシャトルに残したまま降りたことに気付きました……orz Erichと話をするのに気を取られていたからですね……。やれやれ。
さぁ、ここから頭はフル回転、体は「バカボン」の「レレレのおじさん」状態(苦笑)。はたして飛行機乗るのにラゲッジ回収は間に合うのか??? もし間に合わなかったらどうすれば良いのか???
ポスター会場を走って突っ切って(←どんなときにも体力は大事!)、まずはメインのインフォーメーションセンターに向かいます。
Lost & Foundのところに行って「重大な間違いをしました! シャトルにラゲッジを忘れたのですが、どうしたら良いでしょうか?」と聞くと、「ではこちらにご連絡先や落とされた物の情報を記入して下さい」と言われ、
「見つかったら連絡します」
「何時頃になるのでしょうか?」
「さぁ、それはなんとも……」
「飛行機、正午過ぎなんですが……」
「それはお気の毒です……。シャトル・サービスのところも確認されては?」
「わかりましたっ!」
確かに、シャトルが会場に着いたところで、ラゲッジをすべて出すはずです。で、2階分エスカレータを降りて、ほんとに広い(涙)会場を走ってシャトルの乗り場に行き、ビブスを付けた担当者に「シャトルにラゲッジを忘れたのですが……」と言うと……
「あぁ、回収しておきました。あちらのデスクのところで保管していますよ。しんぱいしないで」とのこと!!! 彼女には、私はきっと哀れな子犬のように見えていたに違いない……。もう、本当に有難い。SfN万歳。ちゃんと仕事してますね。
「すみません、シャトルにラゲッジを忘れた者なのですが……」というと、
「はい、こちらですね。どうぞ」と淡々とお返事が……。
ということで、無事に回収!!! 気づいてからだいたい30分くらいの時間で済みました。
タクシーで空港まで移動して無事にチェックイン。出国審査は無いので、セキュリティーも通ってラウンジに入って一安心でした。
来年への教訓。ラゲッジをシャトルに預けるときは回収も気をつけて。