過日の上海出張の備忘録として。
International Conference on Omega-3 and Human Health (ICOHH)という国際会議にご招待頂いたので2泊3日で上海へ。すでに何回か訪れた土地ですが、今回はまったく余裕が無くて、空港と海上だったホテルとの往復以外には、初日のセレモニーで上海芸術ホール?という場所を訪れたのみ。ただ、これが印象的だったので記しておきます。
中国の紅白に相当する「春節聯歓晩会」なるイベントについては、「新調45」に連載されている漫画「中国亡命漫画/辣椒」のコラムで読んでいたのですが、このセレモニーは現在の中国(あるいは上海)におけるエンターテイメントの実例として興味深いものでした。
一言で言えば「歌あり踊りあり」で、中国伝統芸能からバレエ、朗読、男性2名のポールアクション、コーラスなど多様な演目。さらにプロの演目とアマチュアの演目が共存していたのですが、がんを克服した俳優だったり、患者団体、というか、「がん患者のコーラスグループ」などが出演していたのは、主催者の意図なのだと思います。中国語バージョンの「歓喜」コーラスを初めて聴きました。
とにかく、パフォーマンスとしては背の高い女性が揃っていることに感動。
国際会議自体は、これまで論文で総説を引用していた大御所に直越会ってお話できたことが何よりでした。

この女性歌手の力量は素晴らしかった。