愛媛大学に行ってきた:第12回愛媛大学学術フォーラムにて講演

伊丹経由で松山空港へ。愛媛大学を初めて訪問しました。キャンパスに棕櫚の木があるというのは、南の国の象徴ですね。年2回ずつ開催されているという学術フォーラムに登壇のお招きを受けました。
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愛媛大学は1949年創立で、もともとの学章は深緑の五葉の松だったのですが、開学60周年を記念して新しいブランドマーク「ドット・愛媛」という、蜜柑色のものを新しく制定されたとのこと。なかなかシンプルで素敵です。ちょっとピクトさんっぽいイメージもありますし。ロゴタイプのフォントもカッコいいですね。(詳しくはロゴマークについてのHP説明をどうぞ)

大学のビジョンは下記のようになっています。

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さて、今回、全体テーマとして「脳の不思議に迫る」という設定の中、2つ講演をさせて頂き、一つは自分の研究について、もう一つはファカルティ・ディベロップメントの研修扱いとして研究不正について。どうしても生命科学・基礎医学寄りの話になってしまうのですが、なるべく専門用語のジャーゴンを避けることを心がけました。多数のご質問ありがとうございました。

愛媛大学からも3名の方の講演があり、医学系研究科の田中潤也先生はマイクログリアの機能について。多数の医学部生が出入りしていて、論文発表もしているとのこと。調べてみたところ、文科省の支援により、こちらの「学生研究員」という制度を作っているのですね。素晴らしい。

続いて、理工学研究科の村上安則先生が、脳の進化について発表。久しぶりに村上さんにお会いして、いかにも理学部生物という研究発表を聞きました。懇親会でもゆっくりお話できてまたとない機会でした。

また、法文学部の大塚由美子先生は赤ちゃんの顔認識と脳活動について話されました。過日、ブルーバックス『発達障害の素顔』という書籍を読んでいて、近い研究内容だなと思っていたら、やはり著者の山口真美先生のお弟子さんとのこと。なるほど。赤ちゃんがかなり早くから「顔」を認識しているらしいことはわかっていたのですが、近赤外線を用いた脳活動計測によっても、それが確かめられています。「ウォラストン錯視」という現象、顔認識では目のみならず、顔の向きという文脈も関わるというのが面白いですね。(「ウォラストン錯視」については、こちらの北岡さんのHP解説をご参考あれ)

企画をされた飯村忠浩先生はじめ、事務職員の方々にもたいへんお世話になりました。ありがとうございました。打合せ兼ねた昼食時に知ったのは、愛媛でも「芋煮会」があるということ。もしかして、伊達政宗の長男、秀宗が宇和島に入部したことがルーツなのでしょうか……。こちらでは「芋炊き」と名称が変わり、山形風の芋煮の牛肉+醤油味でも仙台風の豚肉+味噌味でもなく、鶏肉+澄まし汁(水炊き風なの?)というのが興味津々。なんと、大学全体での「大芋炊き会」が来週、開催されるそうです。(画像は瀬戸内海国立公園休暇村瀬戸内東予というサイトから拝借させて頂きました♬)
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by osumi1128 | 2016-09-02 23:16 | 旅の思い出

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