ローマとエリーチェの旅の風景より。
サン・ピエトロ大聖堂は、迫力満点でした。ここを見ずしてカトリックの教会を語るなかれ。大きさ半端なくて、このドームの内側の文字の縦が2mもあるとのこと……。ちょっとだけ人が見えるの、わかりますかね……。
システィーナ礼拝堂は撮影禁止。有名なミケランジェロの天井画を3Dで眺めました。礼拝堂なので、観光客が少しでもうるさくなると「お静かに!」という注意が飛んできます……。画像は無いのでこちらのWikiリンク先を付けておきます(Exciteの新しいリンクのやり方は、ちょっと好きではありませんが……)。
一番感動したのはピエタですね……。これを大理石から掘り出せるというのは天才以外の何物でもありません。残念ながらガラスの向こうで、しかも窓からの光が入るので画像はダメダメですが、備忘録として。実際に見る人にとっては後光がさしている感じになります。
あと、サン・ピエトロ大聖堂の前の広場のお土産物屋さんに、カトリックの信者らしき方々が大量にお買い物をしているのが印象的でした。やっぱりここで求めたクロスはご利益が大きいのでしょうね……。
ローマは日本で言えば京都のように、犬も歩けば旧所名跡に当たる街で、最低でも1週間は必要ですね。今回は、バチカンとトレビの泉で、あとはただ、通りを歩いて時間切れ……。コロッセウムも真実の口も見られなかったので、いつか「ローマの休日」を巡る旅をしたいです。
エリーチェで参加したのはこちらの学会。
エリーチェは、とにかく学会のあった建物からの眺めが絶景。
この通りの石畳は独特なパターンでした。表面がつるつるになった石で覆われているので、下りは革底の靴だと怖かった。画像はランチの後に戻るところ。Robert Feil先生@モンペリエ、佐々木裕之先生@九大と小林さん@東京農大の後ろ姿とともに。
ポスター会場にて、一番右がValter Tucci先生@イタリア技術研究所。今回の実質のオーガナイザーでした。
ランチのたびに外に出るので、walking distanceにあるお城なども外から眺めました。
シシリア島は「スイーツが豊富ですよ!」とローマの先生に言われて来てみたら、たしかに、本当にいろいろな種類があります。フェニキア、ギリシア、ローマ、ペルシア、ノルマンディ……などなど、種々の文化が交錯した土地ならではのことなのでしょう。塩田も有名とのことで、天塩を自分へのお土産にしました。
午前中にエクスカーションという日が一日あって、参加者でバスツアー。セジェスタという街に行き、ギリシア時代の神殿や劇場跡を見ました。
ガイドさんの話に「これこれは2700年前、こちらは2400年前……などと普通に出てくるのが、さすが古代史の舞台。私の海外体験の最初は北米だったので、どんどん前に遡っているところですね。もっと若い時に古い欧州の歴史遺産を見ておくべきだったかもしれません。
食べ物系は、今回、こだわりのある方が側にいなかったことや、時差でディナーを抜くことが多かったために、あまり充実していません。イタリアの定食は、いつも2品で、プリモ・ピアットがパスタなど二択、セコンド・ピアットが肉か魚、という感じでした。
鮪を筒切りにしてグリルしただけ、っていうのは、案外日本人向きかもしれません。素朴です。
こんな機会が無ければ訪れなかったかもしれないところでした。会場の入り口。元は教会です。
宿泊先は元の修道院。
このマットのファブリックもこのあたりの特産のようです。買えば良かったとちと後悔……。