先週木曜日からの講演の旅の最後は、伊丹市にある社会福祉法人「いたみ杉の子」にて。伊丹空港はよく利用しますが、伊丹市に降り立つのは初めて。もともとは知的障がい者の方の作業所として始まった組織とのことですが、養育支援、放課後デイサービスなども展開されていて、現在では非常勤まで含めて職員数が160名ほど。
いたみ杉の子の職員の方だけでなく、そのネットワークで周知された他の施設の方、養護学校の先生、保護者の方などの聴衆50名ほどの方が熱心にメモを取りながら聴いて下さいました。2時間枠の講演でしたが、あっという間。とてもやりがいがありました。
お話した自閉スペクトラム症メカニズムは、現場の方々にとって「明日からすぐに役立つ」ような介入スキルの知識ではありませんが、自閉スペクトラム症の方の脳の中でどのようなことが起きていると考えられるかについて知って頂くことは、大事な支えになると信じています。
関連して、以下のEテレ番組もお知らせしておきます。
2017年9月26日、27日と2夜連続で池上英子先生密着取材に基づく番組が放映されます♬