3月20日付で
東京工業大学および
名古屋大学も追加で指定国立大学(Designated National University: DNU)に認定されたと発表された。
指定国立大学の定義に相当する文章としては、上記の文科省サイトから引用すれば以下になる。
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1.指定国立大学法人制度の概要
我が国の大学における教育研究水準の向上とイノベーション創出を図るため、文部科学大臣は、世界最高水準の教育研究活動の展開が相当程度見込まれる国立大学法人を指定国立大学法人として指定することができることとされています。指定国立大学法人に関しては、その研究成果を活用する事業者への出資等が認められています。
指定国立大学法人は、国内の競争環境の枠組みから出て、国際的な競争環境の中で、世界の有力大学と伍していくことが求められ、社会や経済の発展に貢献する取組の具体的成果を積極的に発信し、国立大学改革の推進役としての役割を果たすことが期待されます。
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これで5校となった指定国立大学のキーワードをまとめておこう。(各大学の並びは、昨年6月30日付の3大学と今回の2大学の順。キーワードは各大学の公表資料より拙ブログ主が抽出)
詳しくはそれぞれの大学の公表資料をご覧頂きたい。先にDNU認定の大学は以下にリンク先を示す。
大学改革が叫ばれて久しいが、これまでにかなりの改革が為され、大学人(教員・職員)はそのために多大な時間を使ってきた。今後、少子高齢化、AI化等の社会の変化(それが加速していることに対する対応が難しいのだが)に合わせ、どのように知を生み出し、知を生み出す人材を育てるか、国立大学をリードする立場のDNUに、その役割が求められているのだと思う。
【参考リンク】