今年度、第1回目の澤柳フェローランチミーティングに総長をお招きしました。参加者募集開始からあっという間に多数の登録があったのは、やはり「総長効果」というべきものと思います。
大野先生からのメッセージは、総長メモとしてお渡しした内容を、開会挨拶の大隅が喋ってしまったので、という前置きのもと、「実は私の母は当時、大学の教官でした。理学部で物理学を教えていました」というエピソードから始まりました。工学部に進学された大野先生は、理系研究者であるお母様からも薫陶を得ておられたというお話は、参加した女性研究者(とその卵の女子学生さん)をエンカレッジするものであったと思います。
乾杯(といってもソフトドリンクのみ)のご発声は、今回、男女共同参画推進センター副センター長に着任された芳賀満先生。「プロポーズの際に、<家事を9割自分が行うから>と奥様に伝えた」という(鉄壁の)エピソードを披露されました。
「澤柳フェロー」というのは、「門戸開放」を開学の理念の一つに据えた初代総長、澤柳政太郎の名前を冠にしていますが、女性教授の中から任命されています。多様なロールモデルとして、後進の育成にご尽力頂くことをお願いしています。初代、法学研究科の水野紀子先生をはじめ(お顔に灯りがかぶってしまって見にくくすみません……)、今回参加された澤柳フェローからもメッセージを頂きました。
お子さん4名を育てている伊賀先生、子育て終わってベンチャーを立ち上げた北川先生など、皆さん、それぞれご活躍です。
また、女性研究者採用促進事業により着任した教員の方々(最初の画像)にもスピーチをお願いしました。上記は、大野先生が所長を務めておられた電気通信研究所で初めて採用された助教の方(お名前失念!)。
集合動画・写真を撮影した後も総長とお話したい方々が引きを切らず……。