OISTのDevelopmental Neurobiology Course 2018で講師を務めました

今年の夏は沖縄の気温の方が低いという日もあるくらい、全国的に猛暑が続いています。今回初めて沖縄科学技術大学院大学(OIST)の神経発生生物学に関するサマーコースで講師を務めました。
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このコースの立役者は、OISTの開学の頃からのメンバーである政井一郎先生に加え、ハーバード大学のDavid Van Vactor先生の功績が大きいものと思われます。今年は政井先生、Davidに加えて、OISTの杉山(矢崎)陽子先生金沢大学の河崎洋志先生を合わせた4名がオーガナイザー、さらにコーディネータの横倉隆和先生や、矢崎先生のところのテクニカルスタッフの方々なども総出で運営に当たられていました。
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コースの学生さんは全員、大学院生かポスドクレベルの方々が20数名。大学院生リクルートのための見学会は別途行っており、旅費は半分をOISTが出しているとのことでした。Davidによれば、このコースのモデルはCold Spring Harbor Meeting/Workshopということで、なるほど、2週間の「ガチ」な合宿というのはよくわかります。年によって、ラボ見学や実習が多いプログラムのときもあれば、今年はなんと、Christiane Nusslein-Volhard先生とEewin Neher先生という、2名のノーベル賞受賞者(!)が基調講演を務められ、レクチャー中心。うーん、現学長、元Max Planck研究所のPeter Gruss先生から頼まれたらお二人とも断れないということですね……。さすがです。

講師一人の持ち時間はなんと3時間! 90分2コマの集中講義が毎日連続して、学生さんはさぞかしたいへんと思いきや、活発に質問してくれました。

このようなコースの意義としては、参加した大学院生が次にポスドク先としてOISTを考えてくれるかもしれない、という意味もありますが、彼らの世代の研究者の卵への口コミに加え、さまざまな研究者を世界中から講師として招くことによって、OISTのプレゼンスを高めるということにも繋がります。そういう意味でのホスピタリティ自体が広報活動でもあるのだと改めて感じました。
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前回訪れたのは2014年の12月で、まだLab 1の建物のみがオープンだったかと思います。今やさらに2つの研究棟がオープンし、さらに第4の建物も建築中とのこと。それにしても美しい……。
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点在している茶色い屋根の建物は、ファカルティハウスの一部。今回宿泊した1LKDの部屋も、5階建てのツインの建物の中にありました。学生さんたちは、海側の宿泊施設Seaside Houseの方に宿泊しているようです。

講義の後に、OISTの広報担当のVice Presidentの方とお話しさせて頂き(休日対応を有難うございました)、さらに矢崎先生のsong birdの研究室を訪問。なんと、矢崎先生は日本女子大のご出身と知りました!
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本日の夕食はバーベキュー。沖縄ではビーチでプロパンガスのグリル(鉄板)で行うのが一般的らしいです。
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美しい夕陽が海に沈むのを眺めながら……。
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最後は花火を楽しみました(それにしても、外国人は慣れていないので、花火を松明のように扱うのでヒヤヒヤ……)。
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学生さんたちは、明日は自由行動の日とのこと。大いに英気を養って、後半の週に備えて下さい♫

by osumi1128 | 2018-08-05 07:47 | 教育 | Comments(0)

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