今年、2回めとなる神戸国際会議場。
第40回日本生物学的精神医学会と第61回日本神経化学大会の合同年会に参加。スカイマークで仙台ー神戸直行便を利用し、神経化学学会主催の若手セミナーに招かれていたため、ホテルも会場近くのアリストンホテル神戸だったので、ポートアイランドから一歩も外に出ない(!)出張であった。
近くの関空は先日の台風直撃でいまだたいへんなことになっており、海外からの参加者で中部国際空港経由となった方も。この学会のプログラム集も水没して、急遽、オンデマンド印刷をかけたらしい。年会長の神庭先生、仲嶋先生、種々、想定外のことがありつつも、学会運営お疲れ様でした。北海道は地震でいくつかの学会が中止となっていたし。
参加者は700名くらいの中規模なミーティングで、展示場との行き来は無かったのは楽だった。新学術領域支援で、オーガナイザー&スピーカーを務めたシンポジウムとランチョンセミナー、若手セミナーでの講演、口演の座長1セッションと盛りだくさんだったが、来週に控えた新学術領域中間評価のヒアリング対策のために、ちょっとポスターまで見て歩く余裕が無かったのは残念。

新学術領域支援のシンポジウムスピーカーとオーガナイザーで記念写真。

こちらも新学術領域支援のランチョンセミナーで「個性」研究と当事者研究について原先生@東北大学のご講演。

今回の2つの学会の会長・理事長と年会長、プログラム委員長の星野先生@懇親会。

神経化学学会の方が神経科学学会よりも歴史は長く、若手を育成する伝統がある。

神経化学学会理事長の和田先生が若手を煽る煽る……。人生の中で自分の意識がある時期を、青春、朱夏、白秋、玄冬と分けると今は白秋か。帰路に読んでいた本の中に「白秋は人のために尽くす時期」とあった。今までお世話になってきた分を返していくことにプライオリティを置きたい。

寄せ書きした色紙を頂きました。皆さん、それぞれの人生を楽しんで下さいね!