2015年から開始されたのだから、すでに3年以上続けている週刊ダイヤモンドの連載記事「大人のための最先端理科」第183回分の記事が今週号に掲載されています。
今回はまもなく発表となるノーベル賞を意識した内容で、「小胞体ストレス」を取り上げました。この分野を牽引されている京都大学の森 和俊先生にも触れています。各種の関連の賞の発表も続いて慌ただしくなってきていますね。
ラマルクが提唱したと誤解されている「獲得形質の遺伝」の例としてよく挙がる「キリンの首は高いところの木の葉を食べるために長くなって次世代に伝わった」というのは現在否定されていて、ダーウィンの性淘汰によって説明できるという内容。
私としては、雄同士の戦いで長い首の個体が有利で、子孫を残せたという説よりもさらに、雄でも雌でも「キリンだったら首、長い方がカッコいいよね?」という、性に関わらない「美しさ・かっこよさ」を基準としての淘汰という仮説を提唱したいと思います♫
(人間だったら、「脚、長い方がカッコいいよね」「やっぱり小顔だよね」という方向に選択圧がかかっているように思えます。)
どなたか雌のキリンも首が長い方が子孫をたくさん残すかどうか、DNA解析などして頂きたいなぁ……。