祝! 本庶佑先生がノーベル生理学・医学賞受賞(関連して10/26サイエンスカフェ)

昨日、友人との会食に向かう道を歩きながら、iPhone経由でノーベル生理学・医学賞の受賞者発表記者会見のライブ配信を聞いていました。最初にスウェーデン語で発表され、「Tasuku Honjo」と聞こえた気がして、再度、念の為、英語でのアナウンスを確認してからTwitterに一報、残そうと思ったら、すでに友人数名がツイートしていましたね。皆さん、待機していたのがよくわかります。さらに、数分後にWikipediaを見に行ったら、すでに本庶佑先生の概要の部分に「2018年ノーベル生理学・医学賞の受賞」と加わっていて、ネット民の素早い活動には頭が下がります。
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画像は、昨晩行われた京都大学での受賞記者会見の動画からクリップさせて頂きました。手前に山極総長、奥には稲葉カヨ理事・副学長(広報担当)が見えますね。

本庶先生のノーベル賞受賞理由は「がん免疫療法」の確立に関してですが、本庶先生の研究グループがその鍵となる分子PD-1を見つけたことがきっかけです。PD-1は「免疫チェックポイント」として働きます。いわば「ブレーキ」となってがん免疫が働かなくなっていることをPD-1に対する抗体によって解除することが、がんの治療に繋がるということから、基礎研究が見事、医学応用に繋がっていったのでした。

さて、本庶佑先生の受賞はここ数年、いつか来ると予測されていたのですが、今年の予測の中で、共同受賞のジェームズ・アリソン博士のことまでしっかり書かれていたのがこちらの記事。


担当している週刊ダイヤモンドの連載コラムでも、実はちょっとだけPD-1について扱ったことがあるのですが(下記)、次号でしっかり取り上げましょう。

(ウェブで読めます♫)


さて、何というタイミングか、今月の東北大学サイエンスカフェでは、医学系研究科教授の中山啓子先生が、がん免疫についてお話される予定です。東北大学サイエンス・エンジェルがファシリテータとして参加します。ぜひ、ノーベル賞の内容を知りたいという方、ご来場下さい!

がんは、何から出来てるの?
講師:中山 啓子 東北大学大学院医学系研究科 教授
期日:2018年10月26日(金)18:00~19:45
会場:せんだいメディアテーク



by osumi1128 | 2018-10-02 07:24 | サイエンス | Comments(0)

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