さて、昨日の続きになります。
今回、UCLとの連携に関しては、関係各位の地道なご尽力の賜物でもありますが、実は「UCL Japan Ambassador」という肩書を持つUCL眼科研究所教授の大沼信一先生のこれまでのご貢献も大きいと思います。
昭和61年に本学理学部を卒業され、大学院は当時の非水研(現在は多元研)の研究室に進学されて学位を取得された後、UC San DiegoのChristine Holtのラボ(神経発生学)に留学され、ケンブリッジ大学でグループリーダーとして独立。2007年よりUCLに着任され今日に至ります。私が存じ上げるようになったのは、ケンブリッジとUCLを行き来している頃だったかと思います。
UCLの学生を出身地の福島に連れて来られたり、日本人の学生をUCLに派遣して海外体験をしてもらうプロジェクトを立ち上げられるなど、これまでの日本と英国の橋渡しの実績など積極的な活動が認められ、今年、外務大臣表彰を受けられました。
現在、医学部3年生の基礎修練学生が滞在中。頑張ってね! 画像はUCLのメインの建物正面の階段下にて大隅撮影。