プレゼンにおいてなぜビジュアルを重視すべきか?

毎年、医学系研究科の大学院生対象にプレゼンテーションの基本についての講義を行います。ときどき少しだけタイトルを変えますが基本的には「伝わるプレゼンテーション」というキーワードを使っています。「伝える」ではなくて「伝わる」というところがポイント。ここ数年はさらに「伝わるプレゼンテーションとそのマナー」など、研究倫理についても触れています。

講義中では、毎回必ず「メラビアンの法則」を紹介します。アルバート・メラビアンの研究によれば、「感情や態度について矛盾したメッセージが発せられたときの人の受けとめ方について、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合であった。(Wikipediaより引用)」ということから、「テキスト」部分だけでなく、話し方や態度も大事、ということに繋がるのですが、もう一つ、私なりの「解釈」があります。

それは、「例えば英語での発表が苦手であったとしても、プレゼンで用いるPowerPoint等のスライドをビジュアルに作り込めば、話の中身はきちんと相手に伝わりますよ」、ということです。今年の講義の感想でも、このことを知ってほっとした、国際会議の発表もやってみようと思った、というものがあって、講義を行って良かったと思いました。

このような「見ただけで伝わるプレゼンスライド」のために、「ロジックを可視化する」ことと「脳に負荷をかけないデザイン」を重視します。

デザイン部分は、ここ数年は参考になる良いサイトも紹介していますが、エッセンスは『バイオ研究で絶対役立つプレゼンテーションの基本』に書いたことから変わっていません。
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あと、一言、「まずパワポを立ち上げる」のではなくて、ノートなどにプレゼンの内容をアナログに書き出すことも大事です。
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by osumi1128 | 2018-10-17 08:56 | 科学 コミュニケーション

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