昨日、東北大学の附置研究所の一つである多元物質材料研究所(多元研)でキャリア支援イベントが開催され、男女共同参画推進センター(TUMUG)が主催した第二部「研究者ってなに? 「博士課程進学」編」に参加しました。総合司会は永次 史教授、パネル討論のコーディネータはTUMUGの瀬戸文美助教。
本学関係の女性研究者、元・現大学院生のパネル討論で、研究者の本音が語られました。それぞれ多様なキャリアパス・キャリアステージの登壇者でしたが、ざっくりまとめれば「博士課程に進学しても心配ない。道は拓ける」ということでしょうか。参加者の一人の言葉「(博士持ちだと)空気が読めなくても許されている気がする」という発現がツボりました。同時に、そんなにも「空気を読む」ことが重要視されているのかという気持ちにもなり……。
この方のご主人は博士進学は自分の生き方とは違うと感じて民間企業に就職されたとのこと。もう1名の方も、ご主人は修士卒ということで、彼女たちの方が高学歴というカップルでもあります。お子さんもあり。そういう人生もある、ということを会場の学生さんにも知って頂けたことも良かったと思います。
その後、出展企業の会社紹介があり、それぞれ博士人材雇用についてアピール。とある会社さんは、初任給から毎月5万円が上乗せされるとのこと。
また、産業技術総合研究所(産総研)も実は「くるみん」「えるぼし」そして「トモニン」マークを取得している、たいへんワーク・ライフ・バランスに配慮した職環境になっていることを知りました。
(追ってリンク先など貼ります)