過日、ご縁があって
シルク・ドゥ・ソレイユの公演「ダイハツ キュリオス」を観に行きました。これまで持っていた「サーカス」という固定観念が完全に崩壊。出演者それぞれの技術や舞台装置の仕掛けはもちろんのこと、物語性や芸術性がこんなにも高いのかと恐れ入りました。日本各地を回り、最後、仙台での公演も残りあと少しのようです。

個人的には、メインキャラクターの中で、日本人女性が演じていた「クララ」が好きです。それから、アクロバットで一番感心したのは、巨大なトランポリンで行う「アクロネット」。たぶん他の方がタイミング合わせることによって、より高く飛ばされるようになっているのでは? 逆に、「シアター・オブ・ハンズ」も手の指だけでこんなに豊かな世界が描けるというところに感動。
キュリオスの世界は、産業革命時代が進行していたヴィクトリア朝。不思議な世界感に包まれました。