身内で四十九日の法要を済ませた後、一般社団法人日本鯨類研究所の主催により父の「偲ぶ会」を昨日、都内にて開催して頂きました。
年末も押し迫る日程でしたが、遠く西海岸の鯨類研究者、ご来賓としてご挨拶頂いた国会議員の先生方、長官はじめ水産庁の方々に加え、北海道から、下関や長崎まで、研究者だけでなく水族館関係者、漁業関係者、飲食店等クジラに関係する多種多様な方々、約250名余がお集まり下さいました。有り難いことです。
祭壇は海のイメージ、遺影は東京海洋大学名誉教授の加藤秀弘先生撮影、日鯨研の宮下様が南氷洋の背景に合わせて合成して下さいました。またご配布用にご準備下さった冊子には、多数の方々からの手書きのメッセージをスキャンしたものや、私も初めて見るたくさんの画像が編集されていました。加藤先生は種々のエピソードを交えて父のことをご紹介下さいました。
石巻魚市場相談役の須能邦雄様は父を偲んだ相撲甚句を力強くご披露下さり、さらに式次第には無かったのですが、太地の町長の三軒一高様も漁師の歌を朗々と歌い上げられました。
母からの短い挨拶の後に、私から遺族のご挨拶をさせて頂きました。その一部はすでに拙ブログに書いており、また、年明けに出る週刊ダイヤモンドの連載コラムにも記していますので、現時点では載せずに、後で追記することにします。
父を失ったことは返す返すも残念です。もっと長生きして持続捕鯨がどうなるのかを実際に見守って欲しかったです。合掌。