お陰様で、去る12月26日の夜11時に、Readyforクラウドファンディングとして行いました「漱石文庫デジタルアーカイブ化」プロジェクトが無事に終了しました。
漱石の肉筆を後世へ!漱石文庫デジタルアーカイブプロジェクト
同時期に行っていた、東北大学病院の「お野菜レシピ本」プロジェクトも無事に目標達成でした♫
図書館CFは1ヶ月かからずに当初の200万円という目標に達した後、セカンドステージとして続けることにより、最終的に217名の方から4,687,000円(←1月6日訂正)のご支援を頂くことができました。東北大学附属図書館関係者一同、心より感謝申し上げます。
一番中心となってチームCFを率いたのは、情報サービス課長の方ですが、その思いが以下のコメントに込められています。
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みなさま、御支援ありがとうございました。
さきほど受付が終了し、無事プロジェクトが成立しました。
当初の目標を大きく超える支援をいただき、感謝の気持ちと共に
身の引きしまる思いがいたします。
今後のプロジェクトの進行計画、そして進捗状況については、このプロジェクトページを通して報告いたします。まずは年明け早々から、自筆資料の撮影準備をスタートします。
ありがとうございました。
そして
今後ともよろしくお願いいたします。
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今回のクラウドファンディングでは、いろいろなことを学びました。
そもそも、夏目漱石ファン、図書館サポーターの方々の中には、「クラウドファンディング(インターネット募金)」について、理解はできてもやり方がわからない、難しい方が思いの外、多くおられました。こちらに対して、クラウドファンディング全体を所掌している東北大学の基金係の方々にも種々のご協力を頂くことになりました。有難うございました。
このプロジェクトを進める上で、多くの方々にご支援頂きました。伊集院静氏、内館牧子氏など、最初に応援メッセージを頂けたおかげで良い立ち上がりになったと思います。メディアも、漱石が勤務していた朝日新聞社さん他、地元紙にも何度か取り上げて頂きました。
図書館職員のCFチームの皆さんも、種々の調査等を行って、読みごたえのある新着情報をアップデートして下さいました。これらを読むだけでも充実した漱石情報が得られます。
そして、何より、ご支援頂いた方々から、たくさんの応援の言葉を頂くことになりました。図書館員も、日頃、カウンター業務等でサービスを行っていてもなかなかユーザからのフィードバックを頂くことができませんが、今回の支援者からの応援コメントは、バックヤードで頑張っている方にも励まされるものとなりました。
このプロジェクトはクラファンが終了して終わりではなく、いよいよこれからが漱石文庫デジタルアーカイブ化の始まりです。漱石の自筆の日記やノート、書込みのある書籍等、順次デジタル化していきます。
【お知らせ】
クラウドファンディングは終了しましたが、ご支援しそこねた方、スマホ決裁などを好まれない方におかれましては、東北大学附属図書館の「図書館のみらい基金」へのご支援を頂ければ幸いです。振り込みもしくはクレジットカード対応となります。