昨日、緊急事態宣言が全国都道府県に広がったことも受けて、本学の感染症対応BCPのレベルが4に上がりました。
そもそも4月20日に学部の授業開始を遅らせ、すべてオンライン講義とすることをすでに決定していたところですが、協力教員として関わる生命科学研究科の共通C「脳生命統御科学概論」という50分の講義を、zoomでリアルタイム配信として行いました。都合により受講できなかった学生さんは、IDとパスワードでオンデマンドで視聴できる仕組み。(ちなみに、壁にかかっている素敵な絵は、玉川大学名誉教授、塚田稔画伯によるものです♫)
生命科学研究科の会議室で、教務係さんが設定したzoomのミーティングルームに入り、自分のPCのPowerPointスライドを使って、画面共有で配信。zoomの機能を使ってレコーディングも行われ、そちらがオンデマンド用に使われるとのこと。
オンライン講義のやり方は、現在、それぞれの学部・研究科で異なっており、例えば医学部ではGoogle Hangout Meetにミーティングルームが設定されています。
zoomでもGoogle Meetでも、リアルタイムに双方向のやりとりは可能ですが、今回は一方通行での講義でした。感想としては「無観客試合」ですね。目の前に学生さんがいなくても、画面の向こうでオンラインで繋がっている学生さんを想像しながらパフォーマンスをする、そんな感じでした。
すでに、研究室内でのミーティングでもzoomを用いており、レベル2〜3の間に練習を重ねました。これからは各自がそれぞれの場所からオンラインでログオンすることになります。むしろ、周りへの忖度レベルが低いので、オンラインの方が質問しやすいという学生さんもいるかもしれませんね。
学部生相手には、今週は生命科学・医学論文の読み方徹底講座を毎日、1時間ずつ行っていて、こちらは少人数なので、双方向。家庭教師をしている感じです。
zoomとYouTubeの連動も可能ということなので、もう少しでYouTuberデビューになりそうです。追って、オンデマンド用の講義の冒頭の部分のみ編集して公開しようと思います。
#togetheonline#stayhome#stayinstaysafe#うちで過ごそう#ネットでつながろう
【参考】東北大学新型コロナウイルスBCPガイド:とくに学生さんが大事な情報を探しやすいようにまとめました東北大学Instagram:皆で繋がるために新しく開始しました