Facebookのタイムラインに流れてきて、リアルタイムではなかったものの「One World: Together at Home」と題するチャリティイベントの動画の一部を視聴しました。
COVID-19が世界で蔓延する中、医療現場で働く人たちを応援することを目的として、世界保健機関(WHO)と慈善団体「
Global Citizen」が主催とのこと。レディー・ガガは自宅からチャーリー・チャップリンの「スマイル」という曲をピアノの弾き語りで歌い、医療従事者に対し感謝の言葉を伝えました。(画像はBBS News Japanの記事より拝借)
この大規模オンラインコンサートに参加したアーティストはローリング・ストーンズ、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、テイラー・スウィフトなど、100名。皆、ステージではなく、普段着で自宅からっというのも、ある意味、特別感がありました。
ブッシュ元大統領およびオバマ前大統領の夫人、つまり2人の元First Ladiesであるローラ・ブッシュ&ミッシェル・オバマが掛け合いで医療従事者やCOVID-19の最前線で働くすべての人々へ感謝のメッセージを伝えたのも、とても印象的でした。
WHOのCOVID-19対策のためにすでに38億円が集められたとのことですが、チャリティとして募金を集めることだけが目的ではなく、ロックダウン(都市封鎖)の中、「Stay Home」しているすべての人々をオンラインで繋げ、勇気づけることを目指したものでした。
この動画を観たときに、真っ先に思い出したのは、1985年にアフリカの難民救済、飢餓撲滅のために開催された「ライブ・エイド」というイベントのことでした。といっても、リアルタイムに観たのではなく、映画「ボヘミアン・ラプソディ」の中でのクイーンの出演部分として。選ばれた曲の中に「Radio Ga Ga」がありましたが、Lady Gagaの名前の由来がまさにこのRadio Gagaというエピソードがあります。(画像のクレジットはQueen Production Ltc)
Lady GagaはこれまでにもHIV撲滅やLGBT理解、いじめの排除等のために種々の活動を行ってきました。
ライブエイドはテレビの時代に催され、世界150ヵ国で19億人が観たとされていますが、今回のオンラインコンサートはどのくらいの広がりになるのでしょう。
明日から2020年の第17週目が始まります。あとしばらくの間、皆で #stayhome、#togetheronline を。