年度替わり

昨晩は研究室の歓送会でした。
今年は3人の博士号取得者がオフィシャルには研究室を去ることになり、2名の修士学生が無事にD1に進学します。
さらに基礎修練を終えた医学部3年生も合わせ、6名が祝われる側となりました。
4月からの新人さんも初コンパ参加でした。

会場は「セルフ串揚げ」のお店。
へー、こんなお店があるんだ!と初めて知りました。
予め串に刺されているいろいろな食材(野菜から肉から、はてまた餃子、焼売、タコ焼きなど)を取ってきて、揚げ油がセッティングされているテーブルで、衣とパン粉を付けて、揚げるのですが、ちょっとしたお楽しみでした。

幹事の心配りのプレゼントが渡され、その品が何かを見るのも面白いものでした。
それから予期せず、卒業生からラボへのプレゼントがあり、それは今までデジカメで撮ってラボの共通コンピュータに入れていた数多の画像を、すべてCDに焼いて、さらにプリントしたものをアルバムに入れてくれたのでした!
まだプレハブ時代の頃からの画像は本当に懐かしく、感傷的な気分にしてくれました。

年度替わり_d0028322_17314136.jpg
1次会お開きの後、仲良しのお友達が東北大の研究室を引き上げるので、その送別会に合流しました。
有名なのだけど予約が取れなくて、まだ行ったことがなかった仙台藩というお店だったのですが、女将さんが記念にと「南部美人大吟醸斗瓶囲いしずく酒、仕込み53号」という超レアな地酒を出して下さいました(ふ、ふ、ふ・・・)。
いつもの5人のメンバーに、お友達と入れ替わりに東北大に研究室を構える方も加わり、賑やかな席でした。
こちらの二次会はいつものワインバーに行き、2本空けてお開きとなりました。
春は別れと出会いの季節ですね。

*****
日本に戻って東京は桜が満開でしたのに、仙台はここ数日雪が降りました。やれやれ。
ま、これからゆっくり花見が楽しめます。
今日が3月最後だからなのか、仕事が終わってからしばらくうだうだとセミナー室で学生さんとお喋りしていました。
あ、まだ時差呆けがあるので、夕方からの方が調子が良いです。
ふと見ると、共通コンピュータの背景が、先週の学位授与式で5人の学生さんが学位記を手にして記念撮影しているものになっていて、なんだか胸が熱くなりました。
こういう性格はきっと大学向きかなと思っています。

3ヶ月の河北新報への連載も今週で終わりました。
なんだかあっという間でしたね。
「大好評につき是非継続を!」と言われるかと思ってましたら、何もありませんでした(残念)。
文筆業で生きていけるきっかけになるかと思っていたのに残念です(嘘です)。
イギリスがらみのエッセイについては、また時間のあるときにアップしておきます。
by osumi1128 | 2006-04-01 00:49

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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