柔軟ロボット
2006年 04月 01日
東大の大武美保子さんと、産総研の本間敬子さんが中心となってオーガナイズされた会だが、
女性を特別視するものではなく,世代・分野・国家を縦横に駆け抜けるキーワードとして『女性』があったこと,そしてこのコミュニ ティの活動を通じてよりよい研究・開発活動を行い,次世代の(女性)研究者を勇気付けたい
という目的で、開催されたという。
国際会議の参加者に加え、男女共同参画学協会連絡会を支えて下さっている東大の大坪久子先生も、連絡会の活動をお話になった。
上記報告web pageは活発な討論の状況の画像もたくさん載っているので、是非ご覧あれ。
興味深かったのは下記のパネルディスカッション。
討論の口火を切られたのはIAS-9のGeneral Chairでいらっしゃる東大の新井民夫教授で,育児が問題という大坪氏のご指摘を受けて,「ロボットによる育児支援というニーズはないのか?」というご意見を頂きました.
5分でもロボットに子供を見てもらえると助かるのではないか?女性研究者にとって面白いトピックスではないか?というご意見に対して,コーディネータの本間氏から,以前より福祉工学(Assistive Technology)の分野で研究が行われていることを説明されました.
大武さんは先日ソシオ(社会的知能発生学研究会)でご一緒したのだが、そのときはどんなご研究をされているのかお聞きできなかったが、Googleしてみると電場応答性高分子ゲルロボットを研究されているらしい。
(上記は2003年の記事ですが)
つまり、クニャクニャしてたり、ゆるゆる動く、軟体動物のようなロボットらしい。
いつかお話を聴けるのを楽しみにしたい。
本間敬子さんとは、実は以前、JAFoEでご一緒していたことを、報告webのお写真を見て思い出した。
世の中狭いとつくづく思う。
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時差呆けが解消できず、今朝は4時まで起き、12時近くまで寝てしまった。
これはマズイ! 明日で復帰しなければ来週の仕事に差し支える。
そうそう、英国出張中27日に荒川静香選手の凱旋パレードが仙台で開かれたのを見損ねたのが、非常に心残りだ。
26日日曜日の新聞の外側一面が宣伝のために、青いツートーンのコスチュームでイナバウワーをしているところの写真となっていた。
トリノオリンピック後に、工学部のとある先生が以前荒川選手から頂いたというサインを自慢げに見せて下さり、そのコピーも下さった。
なかなか可愛らしいサインだった。