医学部アドバイザー懇談ランチ

うちの医学部では1年生が入学してきたときに、4名に二人の教授をアドバイザーとして割り当てる、という「アドバイザー制度」を7年前から行っている。
毎年、入学のオリエンテーションの日に、一緒にお弁当を食べて雑談をし、その後はそれぞれの頻度で面接したり、飲み会(注:未成年はそれなりに)を開いたりしている。
本日は今年の新入生との懇談ランチだった。
もう一人の先生はご出張中で欠席だったので、私一人で対応。

「こんにちは! 今年は4人とも男性なのね」
「全体で女子は100人中10人くらいだったと思います」
(全国の医学部の中で東北大は女性比率が低い方)
「仙台出身の人はこの中でだれ?・・・あ、みんな違うんだ。下宿は初めて?」
「この1年浪人の間、下宿してました」
「ゴハンとか、自分で作るの?」
「この3ヶ月くらいはしてなかったけど、前は自炊してました」
「へー。得意料理は何?」
「焼きそばかな。作って食べて片付けて30分っす」
・・・てな会話を、お弁当食べながらして、その後、ラボツアーをした。
4名のうち2名は研究に興味があると言っていたけど、この先どうなるかな?

夕方、会議が2つあって、その後、「グリア研究会」にて講演。
予想に反して若い人の姿が多い。
懇親会で聞いてみると修士の学生さんや、医学部の6年生なども来ていた。
若い方に話を聴いてもらうのは、とてもやりがいを感じる。
ちょうど数年前からアストロサイトの研究も始めたので、タイムリーに講演のお話を頂いた。
座長の神経内科の先生に感謝。
by osumi1128 | 2006-04-08 00:28

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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