学術会議サイエンスカフェ@三省堂
2006年 04月 22日
午後3時からの学術会議サイエンスカフェ@三省堂「大人の脳でも神経細胞は生まれる!」のためのものでした。
あれも、これも話したいと思いつつ、どう考えても指定されている時間内に収まらず、相当数を断念してありましたが、さらにアニメーションの不備がないかをスライドショーして確認。
神保町から三省堂までの古本屋街を歩くのは何年ぶりになるでしょう。
京都にも古本屋の集まったエリアがありますが、やっぱり数ではこちらが勝ります。
相変わらずの雰囲気に、20年前くらいにタイムスリップしたような気がしました。
30分前から準備にかかり、NHKのクルーが来ていてびっくり。
「え?聞いてないけど・・・」と思ったら、ローカルコーディネーターの㈱リバネスさんの方にも本日になってからだったとか。
ぼつぼつお客さん?は集まり始め、だんだん気分が盛り上がります。
机やスクリーンの配置よし、液晶プロジェクタよし、マイクよし、という訳で、若干遅れて3時5分過ぎくらいから開始。
司会はリバネスの藤田さん(現役大学院生でもあり)。
カフェの簡単な説明から始まり、講師の自己紹介などのやりとりをしてから、20分のトーク。
その終わりに、皆さんで考えてもらう質問を出して、30分弱のディスカッションタイム。
各テーブルには6-7名の参加者に1名のファシリテーターを配属してあり、議論を盛り上げる責任を担います。
参加者は思ったよりも若い方が多く(通常、公開市民講座の参加者の半数は、いわゆるリタイア組なのですが)、高校生から80歳くらいの方まで、老若男女混じってのディスカッションになりました。
こちらも、各テーブルを順繰りに回って、説明を追加したり、質問に答えます。
最後は、まず、各テーブルごとに質問の答えを述べてもらって、それに対してコメントしつつ、まとめにかかります。
最後に参考図書などを披露して終了。
お土産は研究プロジェクトの市民向けニュースレターと「一家に一枚ヒトゲノムマップ」でした。
時間は全部で70分という短めのカフェだったのですが、盛りだくさんだったと思います。
30席くらいだったのですが、ちょっと狭かったのは、参加者のエキサイトした気分が伝わる反面、ちょっとくつろぎ感には乏しかったですが、概ね成功としましょう。
参加者同士が交流できたのもよかったと思います。
カフェには科学コミュニケーションブログのK_Tachibanaさんも参加されていましたので、きっとそちらにもレポートが載ると思います。
追記:こちらになります。
(K_Tachibanaさんにはちょっと易しめの内容だったかもしれません。ごめんなさい)
三省堂さんはすでにカフェを始めてこれが4回目とのこと。
本屋さんのカフェは雰囲気があってよいですね。
終了後、近所のコーヒー店で「反省会」。
(反省会って懐かったです!)
次のカフェのアイディアなどで、こちらも大いに盛り上がりました。
以上、カフェ速報でした。
追記:
本日夜9時半のNHKニュースで こちらのカフェが取り上げられました。
ビデオクリップ付。