餃子パーティーならぬ・・・
2006年 05月 17日
「参加型」と言われていたのだが、バタバタと仕事をしていたら餃子作り第一回目には間に合わず、でもそろそろ喉が渇いたということで
「もう注いでいーい?」
「先生、飲んでてもいいですが、乾杯はちょっと待って下さい」
「ふーん、じゃあ、一口・・・」
で、少し待っていると、ジャーン、という効果音はなかったが、男子学生1名がカーネーションの花束を持って登場!
「えー、まさかー、ほんとにー?」
「今回は、実は母の日のイベントでーす。気が付きませんでしたか?」
「全然。新しい冷蔵庫が来るからその記念とかで、そんなこと一言も言ってなかったじゃない。でも有難う☆☆☆」
ということで開会。
さらにもう一つ、この春学位を取って臨床に戻った学生さんの論文受理のお祝いも重なり、おめでたい限り。
途中、「巷で流行っているゲーム、知ってます?」と学生が言うので、「どんなゲーム?」
「ま、いろいろあるんですが・・・」
(コイツはそーゆー知識がやたら豊富)
「こないだ、ラボでやったら、ポスドクさんたち大負けだったんですが、<三文字尻取り>、先生もやってみます?」
「うん、やるやる」
(尻取りは嫌いではないし、勝つための定石も分かっている)
・・・が、軽くこなせるという目論見はまったく外れ。
何故なら、これは3文字のみで進めていくのは当然なのだが(りんご→ごりら→らっぱ→ぱんだ・・・など)、一定のリズムに則っていなければならない、という拘束条件がある(今回は複数回繰り返すのは可)。
これが非常に思考を妨げるということを痛感。
トレーニングしなければ・・・と思った(きっと、某任天堂のDSナントカよりも前頭葉が活性化されると私は思う)。

で、罰ゲームとして、「ハムちゃん着ぐるみ(たぶん、本来はパジャマ。ドンキホーテにて購入とのこと」(注:あの、ハムスターのハム太郎です→)を着て記念写真ということに相成り候。
(
うちは料理にかけても人材豊富だし、たぶんファッション関係でも業界トップクラスだと自負している(ただし、研究業界なので、全体としての偏差値は低い)。
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本日は、学内共同研究を行っている先生に内輪のセミナーをして頂き、アダルトチーム(+約1名)は大いに勉強になった。
途中突っ込みやすいカジュアルな雰囲気のセミナーはいいですね。
これから、もっとそういう形式のものも開こうと思った。
本当はセミナーをして頂いた先生を囲んで夕食会にしたかったのだが、生憎、別件がかち合ってしまって断念。
仙台に赴任する際に学部長であられた先生のお祝い会だったので。
その席で「『心を生みだす遺伝子』読んだのですが、ちょっと質問があるので、今度メールかお電話でお伺いしてもいいですか?」「教養の生物学の推薦図書にしたい」などと言って下さる名誉教授の方などがおられ、嬉しくなる。
日本語で書かれたこの手の本の中では(自分が訳したからというよりも、中身に関して)自身を持って人に勧めることができる本だ。
(もし、自分が日本語で書いたものだと、あまりに恥ずかしいが)
生命科学分野の研究者は別として、医学部でも年齢の上の先生で仕事に遺伝子がまったく関わらない方などは、あまり遺伝子のことを分かっておられない方も実は多い。
この翻訳の機会を与えて下さった岩波の編集者Hさんには心から感謝している。
彼女がこの本の原著を見つけてきて、また、その訳を私にさせて下さったのだ。
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さて、実は明日、病院内タリーズにて某放送局の取材を受けることに急に決まった。
「大学病院も変わらなきゃ・変わりました」のプロモーションの一環である。