朝イチの講演
2006年 05月 20日
朝起きてすぐは使い物にならないからだ。
当初打合せのときに「機器のこともありますので、1時間前に会場入りして下さい」と言われ、ご冗談を、と思って、「年間50回以上講演をし、トラブルは自分で回避できます。プレゼンの本も出しています。30分前で勘弁して下さい」とお願いした。
今回も、8:35に到着してから、ケーブルを繋ぐ、スリープ状態のPowerBookを立ち上げる、<システム環境設定>から<ディスプレイ>を選択、<ミラーリング>を設定してPowerBookのモニタと液晶プロジェクタに同じ画面が出るようにし、ファイルを選んで立ち上げ、スライドショーモードにし、さらに遠隔操作用のUSB装置を繋いで、その操作用兼みどりのレーザーポインターの電池2個を入れて動作確認、というところまでものの5分であった。
講演は9:00からなので余裕である。
(実は前回、未来館では遅刻してしまったために、会場入りする前に係の方にセッティングをお願いした。PowerBookとコネクタと電源ケーブルをお渡ししたところ、ミラーリングできてない状態、かつスライドショーにもなっていない状態でスクリーンに映し出されて、かなり焦った。その状態で<システム設定>を変更するのはかなり格好悪いと判断して、スライド送りは矢印キーで、ときどきスクリーンを見ながら進めた次第。
教訓:マイノリティーであるMacユーザーはくれぐれも、自分ですべて設定してしまうように、30分前には会場入りしましょう)
小雨交じりで朝早いにもかかわらず、200名ほどの参加者がありびっくり。
講演したのは仙台国際センターで開催された第44回IBMユーザー・シンポジウムという会。
生物系ではない理系の聴衆を意識したプレゼンにした。
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一旦ラボに戻って、本日学内締め切りの学振の申請書のチェック。
午後1時からは東北大学サイエンスカフェの打合せ。
広報課に瀬名秀明さんと出向いたのだが、予定よりあっさり終わる。
東北地区5カ所にも映像配信するという、理学研究科F先生の構想については、また改めての打合せになり、ちょっと無駄な打合せだったかも(涙)。
もう一つ本部で会議があるまでの時間調整に瀬名さんに付き合ってもらう。
本部キャンパス近くに昼間は喫茶店、夜はスナック、という雰囲気のお店を見つて入る(雨が降っていたので、要は近くだったらどこでも良かった)。
ロサンジェルスに飛行機操縦の免許を取りに行く話、作家と編集者の関係などのたわいないお話を聞く。
小説の朗読CDを車で聴くというお話が面白いと思ったので、さっそくAmazonでダビンチコードの英語のCDを注文。
昔は「物語」というくらい、お話とは「語る」ものだったはずだが、文字の発明とともに視覚言語有意に移行していったように思われる。
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2つめの会議を終わってラボに戻ると、新しい電子レンジ(オーブン機能付き)用の棚が設置されていた。
この新しい電子レンジは、なんと庫内にターンテーブルがない!
最近のものはそういう風に進化したとのこと。
1000Wの出力も可能(業務用の世界)。
ピザも焼けるらしいので、ピザパーティーも楽しいかも。
(同じ生地でフォカッチャも作れますね)