杜の都女性科学者ハードリング支援事業説明会
2006年 07月 06日
ようやく「杜の都女性科学者ハードリング支援事業」の準備委員会HPが立ち上がった。
こちらも振興調整費問題で、いろいろありましたが、とにかく立ち上がりましたね。拍手!
ハードルロゴとサイエンスエンジェル(SA )ロゴは、工学部のSさんの作。
SAロゴでステッカーとかTシャツも作成し、7月28日のオープンキャンパス特別イベント「女子高生の夢の実現」のときに着用予定。
この事業は3本柱、1)育児介護との両立支援、2)環境整備(病後児保育室等)、3)次世代支援から成り立っているのだが、3)のところに大きく関わるのが「サイエンスエンジェル制度」。
エンジェルさん達は何をするのかというと、
女子高校生や女子大学生が科学者を目指すときに、身近なロールモデルが少ないことにより、次世代を担う女性科学者の卵が非常に不足しています。本モデル事業では、博士課程進学の女子学生支援や研究者を志す女子学生啓発のためにサイエンスエンジェル(SA)制度を創設します。SA は次のような任務を担います。
オープンキャンパスでの女子学生セミナーに参加
母校への出張セミナー、出前授業のお供
東北大学サイエンスカフェにファシリテーターとして参加
東北大学女性研究者フォーラム手伝い
女子学生ネットワークの整備(ホームページ作成)
ということで、本事業の目玉と思われている。
エンジェルさんが女子高校生のロールモデルになるだけでなく、いろいろな世代のお姉さん、オバサン、おばあさん研究者とも接してもらう予定。
横の繋がりも、きっと将来役に立つだろう。
実は、先日のカフェでファシリテーターをして頂いた工学部のbaby touchさんもSA候補なのだが、そちらのブログを覗きに行ったら、面白いサイトに繋がった。
サイエンスエンジェルは「萌えプロジェクト」と扱われており、サイエンスエンジェルの変身呪文がすでに作られているらしい。
(後でリンク貼っておこうっと)
うーん、恐るべし、である。
ちなみに、この「サイエンスエンジェル」の名付け親は、K先生だったのか、ワタクシだったのか、なにせ半年以上前のことになって不明。
先日会った方からは「サイエンスエンジェルって、<チャーリーズエンジェル>みたいですね!」というお褒めの言葉を頂いた。
このアイディアは来年度のエンジェル募集ポスターに使わせてもらう予定。
エンジェルさん達の「任命式」も9月に予定されている。
まあ、短時間勤務制度やら育児休業制度の弾力化、など、事務的に頭を抱えそうな問題が山積してはいるのだが、とにかく、ようやく形が見え始めて、関係者一同、ほっとしている。
K先生、事務のKさん、ほか、皆さん、お疲れ様です!