伊丹→成田→JFK→CSHL

無事にコールドスプリングハーバーに着いてネットに繋がりました。
以下、出発からの下記だめです。

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いよいよ渡米の日になった。
朝は5時起きでMKタクシーのシャトルサービスでホテルから伊丹空港まで。
6人乗り合いだったので、会社としてはなかなか良い商売だろう。

眠気を抱えたまま空港でチェックイン。
和風のお土産を探すが適当な店が無くて断念して、ラウンジでぼーっとする。
『和楽』という雑誌をめくっていたら、なんと、小鳥の歌の岡ノ谷さんが、千住博さんと対談している!
伊藤若冲の鳥の絵が共通項となっていて、なるほどこういうのもアリなんだと感心する。
たぶん、茂木さんが『和楽』に連載執筆しているので、その関係に違いない。
CRESTのプロジェクトで出しているBrain & Mindというニュースレターでは、メンバーの研究者に順に朝日新聞の科学記者の瀬川茂子さんに対談して頂いているが、原稿料無しのボランティアである。
普通、名の知れた方にご登場願うのは現状ではちょっと難しい。
全然違う分野の方と良いお付き合いをしたいものである。

JL006便は定刻通りに出発。
成田のラウンジで慌ただしくメールチェックしたが、機上でもインターネットアクセスできたので、日本の時間で金曜日の一日分のメールを回収でき、また予定よりも遅れ気味になっているエッセンシャル発生生物学第2版の原稿をさらに1章分出版社に送った。

JFKにもほぼ予定通りに現地時間で11:30頃到着したが、予約したつもりのシャトルがいないなあと思って電話すると、confirmationしていなかったのでキャンセルになってしまっていた。
今回も携帯は海外ローミングしているので、現地に着いてすぐに携帯が使えて便利。
別のリムジン会社のカウンターに行って、shared shuttleを予約。
12:45分くらいに出発し、1カ所寄って他の方3名を下ろし、Cold Spring HarborのBanbury Campusには13:40くらいに到着した。
辺りは静かな住宅地であり、木々も多く鳥の声がする。

Robertson Houseという煉瓦造りの古風な建物にチェックインし、マーシャ・ポランスキーというようなお名前の(family nameは正確に聞き取れたか自信なし)、言ってみれば寮母さんのような方に迎えて頂く。
「ここが10日間、貴女のお家なので、どうぞお楽になさってね」てな感じのhospitality溢れるお言葉を頂き、お屋敷の3階までスーツケースを持って上がるのは結構しんどかったのだが、比較的大きなお部屋を一人で使わせて頂けるようでラッキー(おそらく、参加者の中では年長だからなのだと思うが)。
バスルームは部屋の外だけど、大きなお家に居候するような格好なので、いわゆる大学の寮に泊まるよりは落ち着ける。
そういえば、部屋の鍵は頂いていない。
Workshopのstudentsは26名だったし、そのくらい安心安全アットホームなのだろう。

スケジュールをチェックしたところ、明日の朝9時から始まり、夕方6時までほぼびっちり講義が詰まっている。
たまに午後の自由時間があり、後で聞いたところによれば「プールで泳ぐなり、ビーチに出かけるなり、お好きにどうぞ」ということだったが、私は泳ぐのは苦手。
朝食はこのRobertson Houseで頂き(食べ損ねても講義会場break用のベーグルやデニッシュはありとのこと)、昼食はBanbury Conference Centerで取り、夕食のみMain Campusにシャトルで移動するらしい。
ま、食事には期待してないけど、飢え死にはしないということだ。

インターネット環境は、Robertson Houseでは駄目だが、Banbury Conference Centerでワイヤレスでアクセス可能。
明日にならないとこのエントリーはできないということだ。

ここまで書いてからどうにもこうにも睡魔が襲い、2時間くらいお昼寝。
本日の夕食のみRobertson Houseで出されるということだったので、物音がすれば目が覚めるかと思っていたら、1階の食堂からはかなり離れていたのでまったく気が付かず寝ていた。
ふと隣の方を見ると、今回のインストラクター(オーガナイザー)の一人であり、3月にエジンバラでお目にかかったDr. David Porteousだった。
「前回会ったときに、このworkshopに応募したと言っていましたね」と記憶して頂いていた。

ビュッフェ式にワンプレートディッシュを頂いた後、歩いて5分ほどのConference Centerに移動し、今回のアウトライン説明や、studentsの自己紹介。
集まったのはPhDの学生から、私のようなPIまで、年齢層もバックグラウンドも多様。
Psychiatristsはむしろ少なく、computer scientistsもいれば、neuroimagingを専門とする方、そしてpsychologistsが数名。
このあたり、心理学が文系の学問として扱われ、学部に入る前から文理の教育が隔たってしまう日本の現状とかなり異なるなあと思う。
台湾出身のポスドクの男性がいたが、日本人は皆無なので、これから10日間、聞いたり喋ったりはすべて英語の世界。

その後雑談をして、9時過ぎに引き上げる。
辺りは真っ暗でちょっと恐い気がするのは、普段、夜でも明かりのある生活に慣れすぎているからだと感じた。

さて、明日からの講義が楽しみである。
by osumi1128 | 2006-07-22 21:41 | Comments(0)

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