子音の聞き取り

本日の仙台は昼間、とても暖かだった。
外を散歩するのに丁度良い季節。
今のうちに楽しまないと。

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日本語を母語とする人は一般的に子音の聞き取り・認識が甘い傾向にあるようだ。
もともと日本語にはない「L」と「R」の聞き分けや、「Th」の音などはもちろんだが、例えば、ベッドとベット、バッジとバッチなども曖昧な人がいる。
亡くなった祖母は確か「ヨーグルド」と言っていたような。

仙台に来て間もない頃、駅からタクシーに乗って「東北大学の医学部にお願いします」と伝えたら、青葉山の「理学部」に連れて行かれそうになった。
別のときには「歯学部」の前に向かわれた。
その後こちらも学習するようになり、まず「大学病院にお願いします」と言ってから、「病院の中ではなく、医学部に入って下さい」と伝えるようにして、問題解決。
でも、そんなに難しい聞き取りには思えないのだが、運転手さんも確かめてくれればよいのに、勝手に思いこんでそちらに走っていってしまう傾向がある。

先週金曜日、ご挨拶をお願いしていたT先生が、時間になってもお見えにならない。
一体どうされたかと気を揉んでいたら登場され、「いやあ、<二女>にお願いしますと言ったのに、気が付いたら<一女>だったんですよ。慌てて引き返したのですが・・・」
うーん、ニジョとイチジョを聞き間違えるのもドライバーのプロとしてどうかと思うが、現実に起きた事件である。
by osumi1128 | 2006-10-29 23:15 | 雑感

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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