QOLの高いラボ・つづき
2006年 12月 30日
本日はその続きです。
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基本的にイタリアンのルールに則ってメニューを組むのですが、昨晩は以下の通り(括弧内はSABCによる自己評価)。
野菜スティック、バーニャカウダ添え(B):バーニャカウダ(アンチョビソース)は瓶詰めのもの。エシャロットが珍しがられました。
ホタテのカルパッチョ(B): ディルとレッドペッパーがちょっとクリスマスな感じ、のつもり。
フォアグラのペンネ(S):これはいつ出しても喜ばれます。うちの定番です。
吉次(キンキ)のオーブン焼き、エギンギ添え(A):尾頭付きで購入した際に鱗を落としてもらうのを忘れて、急遽、学生T君にお願いしました。
蕪とラディッシュとルッコラのサラダ(A):私的には好きな味に上がりましたが、だんだんお腹も一杯になって食欲のペースが落ちたようです。
岩手牛すね肉のビーフシチュー(A):あっさりしたレシピがあったので試してみましたが、ビーフシチューはやっぱりもっとこてこての方が美味しいかも。
アイスクリームにベリー類のバルサミコ漬けを添えて(S):これも簡単な割に間違いのないデザートです。
【番外】
パン各種:Johanで買ってきて下さいました。
チーズ:季節のモンドールが手に入ったので、オーブンで焼いて、簡易チーズフォンデュにしてみました。お持たせのヤギのチーズも美味でした。
お持たせのチョコレートケーキ
99%および75%カカオのチョコレート:99%はまるで薬のようでした(苦笑)。
【飲み物】
写真左より、ロゼのシャンパン、白ワインx1、赤ワインx4、デザートワインとしてトカイでした。

お客さんが6人で、しかも若い男性3名含むだったので、いつもの倍を念頭に作りましたが、久しぶりに楽しかったです。
皆食べっぷりもよかったし。
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さて、昨日・本日のエントリーのタイトルである「QOLの高いラボ」というのは、先日、クリスマスイブのこと、学生T君がターキーをラボのオーブンレンジで焼いたときの台詞です。
翌朝「昨日、ターキー焼いたんですって?」と訊くと、「ええ、うまかったっすよ! 先生も来れば良かったのに。」とT君。
「オーブンレンジ買っておいて良かったね」
「本当に、うちって、QOLの高いラボですよね!」
T君にとっては、美味しいものが食べられる=QOLが高いということのようです。
美味しいものを皆で食べるのは幸せだし、栄養は脳にとっても必要ですからね。
今、高専ロボコンカップの模様がNHKで流れていますが、みんな楽しそうですね。
課題をクリアするやり方は一つではない、モノづくりの喜びを若い人たちが体験しているのを見るのは、こちらも顔がほころんでしまいます。
抽象的なサイエンスの喜びを伝えるのは、「モノ」という分かり易さがないのが辛いですが、でもきっとやり方はあるはずですよね。
本当に年の瀬になりました。
もう少し片づけをしないと……。