学会賞
2007年 04月 01日
いつもはBSCBとBSDBのジョイントなのですが、今回は遺伝学の1つメッカのエジンバラだったので、遺伝学会も合同になったようです。
だいたい参加者が300から400名くらい。
いつもより少し多い印象なのは、エジンバラだからかもしれません。
私立大学の春休みを利用して宿泊施設を確保しているので、開催地は数カ所の持ち回りで、昨年がヨーク、来年はウォーリックです。
シンポジウムが2会場の同時進行で、Lectureはメイン会場というシンプルなプログラム。
今回のPleanary Lecturesは3つ、Medal Lecturesが3つ、ポスターの数は200弱でした。
さて本日のエントリーは、それぞれの学会が出している賞の受賞者によるMedal Lectureについてです。
BSDBの賞はBeddington Medalといって、数年前に癌で亡くなったRosa Beddingtonという方にちなんでできたものです。
今回初めて知ったのですが、彼女はとても絵が上手で、セミナーのノートの端などにも、可愛らしいマウスの絵や、スピーカーの似顔絵などが残されていたといいます。
(「いったい、誰がこんな人を招聘したの?」とか「サイテー、なってない」などという非難のコメントも書かれていたそうですが)
この賞はPhD studentsを対象としていて、学位の仕事がまとまってから、数頁の応募書類に推薦状を付けて提出するとのことでした。
今年の受賞者はショウジョウバエを用いて平面極性の研究を行っている人でしたが、髪が青緑色で、初日からものすごく注目を集めているオネエチャンでした。
BSCBの賞はHooke Medalというので、光学顕微鏡を用いた研究の草分けだったRobert Hookeにちなんでいるのだと思います。
今年の受賞者は現在ダンディー大学で自分のラボを主催しているTomo Tanakaという日本人の方で、酵母を用いた細胞分裂の研究についてでした。
分子生物学やイメージングを駆使した研究は、フックの頃には考えられなかったものですね。
最後、Waddington MedalはやはりBSDBの賞で、こちらはUK-basedの発生生物学者に与えられるシニアな賞です。
今年はDavid Ish-Horowiczでした。
講演のタイトルは「Rambling through molecular embryology; a hairy dog tail」というもので、ユーモアたっぷりのお話でした。
この50年くらいの間の発生生物学の進展を1時間に圧縮したようでした。














