伊東豊雄 建築|リアル
2007年 04月 29日
暑くもなく寒くもなく、こういう日は歩かなきゃ、ということで、途中スタバにも寄りつつ、ラボに向かう途中、さらに、仙台メディアテークで開催されていた伊東豊雄 建築|リアルに寄りました。
伊東氏は仙台メディアテークのデザインをされた建築家で、少し前に英国のゴールドメダルを授与された方です。
コンクリートとガラスをうまく使って軽さのある現代建築を多数造られています。
今回、多摩美の図書館や、銀座のTod'sやMIKIMOTO第二ビルなどの建築について、コンセプトからデザイン、建築現場の様子などのプロセスが展示されていてとても興味深く見ました。
モックアップ(原寸大、現物素材によるパーツ)もあり、大きな建築を造るのに、いかに手がかかるのか改めて認識しました。
コンクリートという素材を手にして、建築の可能性や多様性が非常に広がった訳ですが、Tod'sのビルではケヤキの樹の枝をイメージしていたり、MIKIMOTOでも不定形の穴がコンクリートの壁に開いているデザインで、かなりインパクトがありました。
中学の頃に建築家に憧れたことがあり、「構造計算」をしなければならないことを知って断念したのですが、恐らく、本当のポイントは、そういうことではなく、いかに三次元的な空間のデザインをイメージできるか、なのだと再確認しました。
伊東氏による現在建築中の台中のオペラハウスは、まるで地中の蟻の巣のようなデザインで、とても生物的だなあと思っていたら、確かに下記のように書いてありました。
これらのプロジェクトに共通するシステムが「エマージング・グリッド[生成するグリッド]」です。柔軟で豊かな秩序を内包する概念(建物の内と外をできるだけ感じさせない空間。床、壁、天井が一体化してまるで建物というより生き物のような構造)は建築をより自然のシステムに近づけ、人や環境をも巻き込んで無限の可能性を引き出そうとしています。(上記サイトより引用)
この他にも、いろいろなアルゴリズムによるデザインやら、美しい二次曲線やらあって、きっと幾何が専門のK先生なら、こういう図形を見ると数式が自動的に浮かぶのかしら、などと思いました。














