Neurogenesis 2007
2007年 05月 15日
Abcamというイギリスの抗体関係の会社のサポートにより行われています。
脳の発生から成体脳における神経新生までを扱う2日間の国際シンポジウムとして企画し、100名を超える参加者になったことは、オーガナイザーとしては予想以上の反響で嬉しい限りです。
本社はケンブリッジにあるのですが、会社のCOEのJonathan Milnerさんも丁度来日し、Opening Remarksとして、会社設立の経緯などを話されました。
その後、会の趣旨などを説明した後、まずはBrain Developmentのセッションをchairしました。
実は事情があって、ランチタイムを利用したポスター発表と午後のセッションは抜けてしまったのですが、懇親会までに戻ってきましたら、皆さんが「なかなか良い会だ」と言って下さるので、開催して本当に良かったと思いました。
スポンサーのAbcamに感謝です。
元はといえば、一昨年、ギリシアのCortical Developmentという学会で飛行機のストやら、寝坊によって乗り遅れたり、というトラブルがあったときに、Abcamの会社から参加していた方とサントリーニ島へのwaiting listに一緒に並んだのが、きっかけといえばきっかけだったかもしれません(下記参照)。
その方は今maternity leave中なのですが、縁というのはどこにあるか分からないものですね。
ギリシアでのトラブルについてはこちらになります。
「事情」というのはいずれ書くとして、いわゆる「大事なプレゼン」だったのでした。
拙著『プレゼンテーションの基本』には「ユーモアをもってプレゼンしよう!」と謳っているのですが、今日はさすがにそういう余裕はありませんでした(涙)。
そもそも、持ち時間が予定よりも30秒少ない状態で始まったということもあり、気持ち飛ばし目に話して10秒余らせて終わったというのは、もったいなかったかもしれません。
泣いても笑っても、ひとまずゆっくり寝られる・・・かと思うとさにあらず、明日はNeurogenesis 2007での発表があるのでした。
まあ、こちらは時間もたっぷりあるので気は楽ですが、大事なプレゼンであることには間違いありません。
頑張ります!