迷える羊
2007年 05月 31日
朝ご飯を食べながらPowerBook12インチのAirMacがどうもおかしいことに気付いたのですが(実はしばらく前からその徴候は見られたのですが)、まあ、すぐラボに帰るから、とりあえずオフラインでメールの長めの返事をいくつか書いている間に、気付いたら出発時刻の20分前。
確かゲートは遠かったと思って、韓国美人の受付嬢に「仙台行きはもうアナウンスされましたか?」と聞くと、電話で問い合わせた後に「只今からのようです」(蕎麦屋の出前か?)。
で、韓国菓子等で増えた荷物を抱えつつ、チケットに表示された第8ゲートに向かったところ、アナウンスが。
「アシアナ航空152便、仙台行きは、只今搭乗手続きをしております。お急ぎ、○○番ゲートにお越し下さい」
え??? 今、なんて言った? 8番ゲートではない???
この時点で出発10分前。
さぁーどうしよう、どこかにアシアナの関係者はいないかな? と思いつつ、一番近くの10番ゲートのカウンターで、「すみません、仙台便のゲートはいくつと言っていましたか?」
「ああ、すみません、ゲートが変わったのですよね。ええと、25番ゲートになりました。どうぞお急ぎ下さい」
(まったく!!!、受付嬢のお姉さんは、何故、ゲートが変わったことを伝えない??? 仕事がなってないぞ。ああ、そういえば「新人」って書いてあったような・・・)と思いつつ、「すみませんが、カウンターに<今向かっている>旨を連絡しておいて頂けますか?」と言い残し、今来た通路をひたすら戻ります。
途中で、トランシーバーを持ったアシアナのお姉さんが、「仙台便ですか? どうぞゲートは向こうになります」と誘導してくれましたが、なんだか<迷える羊さん>になった気分でした。
群れからはぐれた羊を、プロフェッショナルな羊飼いはどうやって見つけたり誘導するのでしょう?
結局、25番ゲートからは、さらにバスに乗って移動しなければならず(そりゃあ、ソウルー仙台便なんて、小さな飛行機ですから・・・)、3分前くらいに機内へ入りましたが、さらに私の後に数名、同じように迷った羊さんたちが乗り込んでこられました。
やれやれ、ちょっとドキっとしましたが、たぶん、羊は1匹も残されずに仙台に連れて行かれたと思われます。
空港からは、近くの駐車場に預けてあった車でラボに向かったのですが、一応、方向音痴度の高い私は自分を信用していないので、ナビに目的地までのルートを表示させつつ走っていると、????? ナビによれば<ここ>で右折しなければならないはずなのに、道が・・・無い! あれー、なんか陸橋になっていて超えちゃう・・・???
ということになり、しばらく走ってから戻りました。やれやれ・・・
たぶん、空港アクセス線などができたときに、道が変わったのですね。
私のナビの元になっている地図は数年前のものなので、それが反映されていないようでした。
まあ、そんなこんなありましたが、午後2時過ぎにはラボに着いていましたので、移動時間は5時間くらい。
ソウルは近い、です。
数日ぶりの学生さんやポスドクの人といくつかディスカッション。
あれ? 学会から戻ったはずの・・・の姿が見えないのは何故???
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5号館のつぶやきさんとは福岡の学会会場ではお目にかかれませんでしたが、今週土曜日STS学会のシンポジウムでご一緒する予定です。
PLOS Computational Biologyの記事の和訳(意訳)をポスター発表のための10の簡単なルールとしてエントリーされていましたが、とても大事なポイントを突いているので、転載させて頂きます。