サイエンス・エンジェル@オープンキャンパス

怒濤のプレゼンウィークが終わりました(溜息)。
金曜日は仙台に戻る用務ができてしまい、本日また東京へ。
グローバルCOEを含む東北大学の3つの医工学プロジェクトの合同シンポジウムで1時間のトーク。
連携機関であるシンガポール大学のCT Lim教授、大阪大学の医工学グローバルCOEの野村 泰伸教授、そして、加齢医学研究所の福田寛所長もお話しされました。

会場では無線LANがつながっていたので、ぎりぎりまでPPTの手直しなどしてしまい(往生際が悪い?)、さらに、学生さんから最新の興味深いデータが送られてきて、それに関連した調べ物を内職してしまいました。
うーん、教授会の会議室にLANがつながっていたら、皆、内職するかもしれませんね……。
基本的には、その場の仕事に専念するのが時間の使い方としてはベストだと思うのですが、今日はちょっとゴメンナサイ。

*****
私が地方巡業(でもありませんが)している間に、東北大学のオープンキャンパスがそれぞれの部局で開催され、理学部ではオープンキャンパス for 女子高校生 by サイエンス・エンジェルが開かれました。
約60名の参加者があったそうです。
SA2名のトークが好評を博しただけでなく、グループディスカッションでは高校生の質問にSAが個別に対応し、大学や大学院、科学研究などについてのイメージをもってもらえたと思われます。

参加したスタッフの方からは次のように報告を受けました。

また、保護者の方と引率の先生方で1つのグループをつくり、
講演をしたSA2名と昼食を食べながら自由に話をして頂きました。
普通のイベントでは、後方から遠巻きに、
お子さんの様子を見ているだけの保護者・先生方にも、
今回は「参加」して頂くことができ、とても良かったのでは
ないかと思いました。
また、保護者の方に、現役の理系学生(SA)に質問をして頂いたり、
生の声を聞いていただける機会があることは、とても意味があったと
思います。
傍で見ておりましたが、とてもいい雰囲気でした。

講演者のSA(2名)は、とても分かりやすいプレゼンテーションでした。
講演者の1人、農学部のSAさんが、
牛の速筋・遅筋の説明で、、
「遅筋の方が美味しい部位です。・・・速筋に、超微量の電流を流すと、
遅筋に変化することが研究で分かっています。」
というプレゼンをした後、質疑応答で、女子高校生から、
「スーパーで売られている牛肉にも電流を流したら、美味しくなりますか?」
という質問が出たりして、大変会場が湧きました(笑)。


母校出張セミナーも沖縄も含め、5回を数えました。
SAさんたちは確実に科学コミュニケーションのスキルを実践で学びつつ、交渉力・企画力などを付け、研究室の枠を超えた交流をしています。
このような活動が、例えば女子高校生が理系に進学することに即結びつくかどうかは難しいところですが(我が東北大学で1%比率を上げるためには80名くらい入学しないといけません)、SAたちのネットワークは10年後、20年後に生きてくると思います。
それぞれ、アカデミア、ノンアカデミアで活躍する時期になったとき、「これって、どういうこと?」と気軽に訊ける仲間が自分の専門以外の分野にいることは、大きな財産になるでしょうね。

参加者のアンケートも間もなくアップされると思いますが、まずは、モデル事業のトップページにオープンキャンパスでのSAの写真がアップされましたので、どうぞ!
(HP担当のT先生、Sさん、いつもありがとうございます!!!)

*****
ちなみに、「サイエンス・エンジェル」で検索すると、本日は約215,000件がヒットしたことになっています。
なお、正式名称は「・」(なかぐろ)のあるものが正しく、「サイエンスエンジェル」だと17,900件になるようです。
でも、どちらでもひっかかるのに、何故件数が違うのでしょうね?

K_Tachibanaさんのところのこんな記事もあります。
はてなダイアリーYahoo辞書にも取り上げられています。

*****
キャリアパス問題についてエントリーしたいことがあるのですが、本日は疲労困憊してますので、明日にでも書き込みます。
(何をするにも「有言実行」タイプです。「言った」ことで自分を縛って「実行する」)
by osumi1128 | 2007-08-04 23:25 | 東北大学

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


by osumi1128
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31