オンライン投稿

2007年も10月後半を迎えていますが、私の今年の目標に掲げたことの一つが「ひとりでできるもん!」を増やす、ということでありました。
年の後半になっても一向に計画倒れの観があり、どうしようと思っておりました。
そもそも、超方向音痴なので、基本的にはどなたかにアテンドしていただくことで成り立っていますし、電球の交換などについては自分には不向きの仕事であると割り切っています。
よって、なかなか目標達成できずにおりましたが、本日、近所の気になっていた居酒屋さんに一人で飛び込んでみました!

そもそも、そんな気になりましたのは、目下、全国的に科研費申請のシーズンを迎えていると思いますが、一応、申請書作成の目処が立ったことに加え、のびのびになっていた英文総説原稿の投稿を終えた!という、自分へのご褒美ということがありました。

それにしても、オンライン投稿というのは、途中がやたら苛々して、最後は味気ないですね。
テキストや図のファイルをアップロードするのには時間がかかり、かといって、同じコンピュータで他の作業をして負荷をかけるのは憚られ、持ち歩きMacBookを持って行って別回線に繋いでいれば、その間にメールチェックやら、ネットサーフィンでもできたのでしょうが、ひたすら、ウロウロして時間をつぶし、PDF版とHTML版の確認をしろ、と言われて、それがまたかなりの時間がかかり、・・・そうですね、トータルで1時間近くはかかったでしょうか、一番最後は、「Are you sure to submit?」と聞かれて、Yesなら「Submit」のボタンをクリックする、というところで、うーん、これ以上何もない、はず、と思って「プチッ」としましたが、なんというか拍子抜けのような感覚でした。

オンライン投稿の一つ前の段階はFedEx投稿でした。
必要な部数の原稿をハードコピーとして図とともに揃えて準備して(図の方はかなり手間がかかりました)、最後、FedExのオニイチャン(未だに女性が取りに来たのは見たことがありません)に渡すところが、投稿の儀式(?)でした。
FedExであっても先方に届くには3日ほどはかかるので、少なくとも3日の間はいきなり「Rejected」という宣告を受ける可能性はなかった訳です(笑)。

私が初めて投稿した頃は、「原稿を入れた封筒を抱えて中央郵便局に走る!」のが定番だったと思います。
東京なら東京駅の国際郵便局まで走る(いや、もちろん、途中は公共機関に乗っていますが)のが普通で、京都の先生も京都の中央郵便局まで走っていらっしゃいました。
「何故走るのか?」というご質問をされる方がもしおられるのなら、「世界で最初に報告したいと思っていたから」とお答えしておきましょう。
「走れ、メロス」のような心理状況です。

ここ数回、筆頭著者の方にオンライン投稿をお願いしていましたが、今回のものは総説で、いろいろ考えた末に私の名前を筆頭にしたということもあり、「じゃあ、自分でsubmitしてみよう!」と始めたのは良かったのですが、時間はかなりかかりました。
(私にとっては)週末でなければできない作業です。
実際、原稿はすでに1週間前には英文校正から上がっていました。

オンライン投稿は、いちいち、著者の情報などを入力しないといけないところが面倒なのと、なんといってもファイルのアップロードに時間がかかるのが困りもの。
今日は、持ち歩きMacBookを持ってこなかったために、アップロードしている間、ぼーーーっと待たなければならなかったのが、さらにストレスだったという訳です。

……そうはいっても、投稿して、すぐに自動で「Received」の電子メールが来るのは、安心という意味ではそうかもしれません。
FedExであれ、EMSであれ、届いたという通知をもらうまでは、不安なところもありますから。
先週は学生さんの論文の投稿だったのですが、その後、1週間経って「Rejected」の通知がなかったのは、とりあえず良かったね!と言っています。
うまく査読に回って欲しいと思っています。

……という訳で、懸案事項の一つを片付けたので、少しだけ爽やかな気分です。
こういう気持ちを大事にしないと……。
by osumi1128 | 2007-10-21 00:07 | 雑感

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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