コーヒー飲みながら日経の朝刊を開きましたら、1面トップに懐かしいお顔が!!!
なんと、岡田節人先生に文化勲章が贈られることになりました。
日本の発生生物学の歴史の中で、節人(ときんど)さんが果たされた功績は偉大なものがあります。
何年か前に「文化功労賞」を受賞されたときに、「一緒に受賞された<文化人>から、<最近は科学技術の方ももらわれるのですね>と言われた」と笑って話されていましたが、節人さんは「科学は芸術である」ということを折に触れて強調されてらしたことを思い出します。
ご自身も発生生物学だけでなく音楽にも造詣が深く、生命誌館の初代館長をリタイアされた後、現在は京都市音楽芸術文化振興財団の理事長を務められているとのこと。
それにしても、いやー、おめでたい!!!
節人先生とは、香港やインドでのミーティング、日本国際賞の選考委員会などでご一緒したことが思い出されます。
一番最近は、数年前に京都で開かれた友人の神経科学者Kさんのご結婚披露宴で、光栄にも同じテーブルでした。
そのときも矍鑠として、というよりは相変わらずダンディーでしたが、新聞でお年を見ましたらもう80歳!
うーーん、時の経つのが早いこと……。
節人先生、本当におめでとうございます!!!
新聞報道では、このほか、東北大学の小田滋先生(国際法)、桜井英樹先生(化学)、医科歯科の学長の鈴木章夫先生らが文化功労者に選ばれていました。