クリスマス・イヴの夜に
2007年 12月 24日
何も、イヴやらイヴイヴやらに班会議をしなくても……(そもそも、年2回もしなくても)と思うのですが、仕方ありません。
全国の脳神経科学者のかなりの方々が集まるので、情報交換や交流の意味も大きく、また、ちょうど良い機会でしたので、今抱えている共著論文についての打合せもできました。
先日の脳カフェで瀬名さんが裏テーマにされていた「クリスマスの奇跡」という言葉を思い出し、帰路の新幹線のお供に、昨年読んだジェフリー・ディーバーの『クリスマス・プレゼント』(文春文庫)の隣に平積みされていた『石の猿(上・下)』(同じく)を購入して読み始めました。
脊髄損傷により首から下がほとんど不随意というリンカーン・ライムという科学捜査官が主人公の大好きなシリーズで、英語版初版は2001年。
久しぶりの海外ミステリーもので、今夜は少しエンターテイメントに浸ります。
「奇跡を起こすのは<まなさしのちから>」と瀬名さんは言われていましたが、普段、見逃していることに気付くというのは大切ですね。
サイエンスでも、人間関係でも。
画像は丸ビル前、仲通りのイルミネーションと丸ビル内のクリスマス・ツリーです。
文科省の新しいビルが完成して、年明けにはお引っ越し。
丸の内の方が便利なんですが……(^_^;
皆さん、良い聖夜を!