祝再投稿!

懸案の論文リバイスが一つ片付き投稿しました。
こういう日はめっちゃ嬉しいです!!!
そういう訳で、online投稿が無事に終わってから、何人かのラボメンバーと祝杯を上げに行きました。

飲食店の多い通りよりはちょっとはずれたところにあるお店で、女性シェフと女性ソムリエさんの2名で切り盛りしているのですが、お料理も、ワインのセレクトもとてもグッドなので、お気に入りの一つです。
最初、テーブル席に先客がいらしたので、カウンターを5名で占領していました。

アカデミアにおける研究者という職業を選択するのであれば、間違いなく、論文を世に出すことが第一の使命だと思います。
「学者」であれば、むしろ「著書」なのかもしれませんが。
学会発表という場に浮かれていてはいけません。
それはそれで「ハレ」の舞台ですし、自己アピールの場だとも思いますが、やっぱり論文を書いてナンボという世界だと信じています。

大きな論文になればなるほど、投稿はやはり大変になりますね。
図が8つにSupplemental Dataが7つ、などというと、小さな論文3つ分くらい、ということもざらに生じる昨今です。
長い論文をまとめるには、それなりの力量が必要ということもよく分かります。
学位のかかった学生さんなどから、どうしても「確実に受理を!」とお願いされたりするのも、研究室主催者との思惑のずれが生じる原因でもありますね。
by osumi1128 | 2008-02-19 03:57 | サイエンス

大隅典子の個人ブログです。所属する組織の意見を代表するものではありません。


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