大学入試
2008年 02月 27日
北日本の悪天候により、東北大は昨日の試験開始を1時間遅らせましたが、本日はなんとか無事に乗り切りました。
大学人にとって「入試」は極めてプライオリティーの高いdutyです。
年度の初めから「くれぐれもこの日には予定を入れないように」という、きついお達しがあります。
東北大学大学院医学部では、10年以上前から入試に面接をしているのですが、これは、多数の先生方の連帯感を生むための行事ですね。
昨年と今年は会場の関係で、12:45集合、13:00バスに搭乗、13:30まで会場の集合場所にて待機、13:45に各面接会場に移動、14:00から面接開始というスケジュール。
この間、内職もできず、携帯は面接会場に行く前に取り上げられ、ただ、先生方と情報交換や雑談をするという、贅沢な時間の使い方でした(溜息)。
面接の際「どうして東北大学の医学部を受験したのですか?」という問いに対して、今年いちばん多かったのは「地域医療に貢献したい」でした(14名中5名くらいだったと思います)。
数年前は「国境のない医師団に入りたい」がメジャーだったことを思うと、やはり流行があるのでしょうね……。
それでも「小児科医の数が少ないと聞いて、自分は小さいときにとてもお世話になったので、小児科医を目指します」というような答えがあると、ちょっとほっとしたりします。
もちろん、数年先にどうなっているのかは不明なのですが。
*****
本日は、アメリカはヒューストンで独立されている古田さんのセミナーを主催しました。
アメリカでラボをもたれている方は、本当に凄いなあと尊敬します。
どんなに研究環境が良くても、私のメンタリティーはグリーンカード取得まで持たない気がして。
二次会のバーでは知り合い2名にばったり。
このあたりの遭遇度が仙台、なんですよね……。
おかげで久しぶりに楽しい会話がはずみました。