高度技術経営塾卒塾式
2008年 03月 01日
工学部に来ると、いつもそう思います。
本日は仙台にいましたが、キャンパス間の移動が多い日でした。
加齢医学研究所が主催するポストゲノム時代の遺伝子発現制御というシンポジウムで、影山龍一郎さん、上田泰己さんのトークを聴いてから(どちらも、とても面白かったです!)、工学部の同窓会が経営している青葉記念会館に移動。
東北大学高度技術経営人財キャリアセンターによる平成19年度高度技術経営塾卒塾式に出席しました。
この「塾」は、博士課程の学生さんやポスドクの方達に、マネージメントやコミュニケーションのスキルを教えたり、異分野融合の機会を与えるという場になっているのですが、第2期の卒塾生は29名。
井上総長もご臨席で、ひとりひとりの名前が塾長から呼ばれ、キャリアセンター長(研究担当庄子理事)から卒塾証書が渡されるセレモニーは、ちょっと胸が熱くなるものでした。
その後、懇親会では乾杯の発声の役を仰せつかったのですが、そのスピーチでは関係者の皆さんの「熱い思い」によるプロジェクトのご成功を言祝ぐとともに、「皆さんが輝くことが東北大学の誇りであり、さらに全国の博士達の励みになるので、これからの活躍に期待します」と述べました。
配布された活動報告のパンフレットに「博士X100乗=∞」とあり、ちなみにこれは塾生の発案したキャッチコピーなのだそうですが、うーーん、確かに!と合点しました。
塾長の渡辺教授をはじめとするスタッフは、元々東北大学の卒業生で企業で過ごされた方々なのですが、母校愛に溢れていらして、学生さんやポスドクさんたちに「わかる・できる・うごける」ことが大切と伝え、また最大限のencouragementを贈っておられます。
その愛情(かな?)を一杯に受けて1年間育った塾生たちは、皆、輝いた目をしていました。
懇親会の間に、「この人脈を大切にしてね」と何人かの方達には伝えました。
きっと10年後に、違う分野の友人の価値がより分かるようになると思います。
皆さん、おめでとうございました。
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その後、参加はできなかったのですが、東北大学脳科学グローバルCOEの若手フォーラムが主催した第4回若手フォーラム主催セミナーの懇親会@片平キャンパスに梯子しました。
セミナー主催も2ラウンド目。
大分スムーズだった模様。